母の外出がしんどくなってきたのは、2年目の秋だった

介護を始めて2年が経っていた。
母はまだ自分で歩けるけど、距離が長くなると疲れやすくなっていた。
買い物に付き添うと、往復30分が限界。
それ以上になると、帰り道で足がふらつく。
ケアマネさんに相談したら「そろそろ移動の選択肢を増やしてもいいかもね」と言われた。
手動の車椅子も考えたけど、わたし自身の腰が痛い。
母を押すのは、思ったより負担が大きかった。
そこで気になったのが電動車椅子。
「でも高いんじゃ」と思っていたけど、調べてみたら意外と選択肢があった。
📖 この記事でわかること
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電動車椅子は介護保険の対象外。自費購入になる
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母が自分で操作できるかが選ぶときの最大ポイント
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手動より圧倒的に外出が楽になった。介護者の腰も楽
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折りたたみ・軽量タイプなら車に積める
電動車椅子を探し始めたきっかけ
母の脚力が落ちてきたのは確実だった。
でも本人は「まだ歩きたい」という気持ちが強い。
だから「車椅子に乗せられる」のは嫌だと思っていた。
その時に思いついたのが電動車椅子。
自分で操作できれば、乗る・乗らないを自分で決められる。
「乗せられる」じゃなくて「自分で選べる」という感覚が違う。
ケアマネさんに相談したら「電動車椅子は介護保険の対象外なので、買うなら自費になります」と説明してくれた。
介護ベッドや手動車椅子はレンタルで月数百円だけど、電動は違う。
その代わり、一度買えば何年も使える。
調べてみると、電動車椅子は大きく3つのタイプがあることがわかった。
高級モデル(走行距離が長い・パワーがある)、中堅モデル(バランス重視)、エントリーモデル(軽量・コンパクト)。
価格は15万円から30万円を超えるものまで。
《2年後の自分への備忘録》
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電動車椅子は自費購入。介護保険対象外
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タイプによって走行距離・重量・価格が大きく変わる
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本人の操作能力(手の力・認知)が選ぶときの要
最初に試したのは、走行距離が長いハイスペックモデル
ケアマネさんが「試してみる?」と貸してくれたのは、ポルタス・ハイブリッド。
電動と手動の両モードが切り替えられるタイプだった。
ポルタス・ハイブリッド走行35km上電動車椅子
【Part 1: このモデルを試した経緯】
走行距離が35km。
バッテリーが2個搭載されていて、電池が切れても手動モードで帰宅できる。
スペックだけ見ると「これなら長距離の外出も安心」と思った。
基本情報
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価格:¥258,000(2026-04-21時点)
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重量:26kg(バッテリ含む)
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走行距離:30~40km
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モーター:ブラシレス2基
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折りたたみサイズ:80×70×45cm
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介護保険:対象外(自費購入)
【Part 2: 実際に使ってみた感想】
最初に感じたのは「重い」ということ。
26kgあるので、わたしが車に積み下ろしするのに一苦労。
母が自分で乗り降りするのも、ステップが高くて大変だった。
操作パネルも複雑。
ジョイスティック式で、前後左右の操作がある。
母の手の力が弱いので、操作に少し力が必要だった。
走行距離が長いのは魅力だったけど、実際の外出は往復30分程度。
35kmも走行距離があれば、充電の心配もない。
でも「その分、重くて大きい」というトレードオフが気になった。
【Part 3: よかった点・気になった点】
よかった点:
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走行距離が長いので、充電の頻度が少なくて済む
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手動モードに切り替えられるので、電池が切れても帰宅できる安心感
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ブラシレスモーターなので、メンテナンスが少ない
気になった点:
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重くて、わたしが車に積むのが大変
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サイズが大きいので、軽自動車のトランクに積みにくい
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操作パネルが複雑で、母の手の力では操作が難しい場合がある
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価格が高い(25万円超)
【Part 4: 同じ状況の人への一言】
本人の手の力が十分にあって、長距離の外出をよくする家族向け。
わたしたちの場合は「オーバースペック」だった。
もう少し軽くてコンパクトなモデルを試してみることにした。
《2年後の自分への備忘録》
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ハイスペックモデルは重い・大きい・操作が複雑
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実際の外出距離が短いなら、オーバースペックになる可能性
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本人の手の力・認知能力に合わせて選ぶことが重要
中堅モデルに切り替えた理由
ハイスペックモデルを試してみて気づいたのは「走行距離より、軽さと操作のシンプルさが必要」ということ。
そこで目をつけたのが、UNQ-NEO。
走行距離は20km程度だけど、重量が17kg。
ハイスペックモデルより9kg軽い。
【即納】<UNQ-NEO> 電動車椅子リチウムイオン電池走行20km
【Part 1: UNQ-NEOを選んだ理由】
走行距離20kmで十分だと判断した。
母との日常の外出は、買い物・病院・散歩で往復30分以内がほとんど。
その程度なら、20kmあれば充電の心配がない。
重さが17kg。
ハイスペックモデルより軽いので、わたしが車に積み下ろしするのが楽になる。
折りたたみサイズも小さいので、軽自動車のトランクにも入る。
基本情報
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価格:¥149,999(2026-04-21時点)
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重量:17.3kg
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走行距離:15~20km
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モーター:ブラシレス2基
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折りたたみサイズ:670×280×790mm
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介護保険:対象外(自費購入)
【Part 2: 実際に使ってみた感想】
最初に感じたのは「軽い」。
26kgから17kgになっただけだけど、体感では大きく違う。
わたしが一人で車に積み下ろしできるようになった。
操作パネルはシンプル。
ジョイスティックの操作感も、ハイスペックモデルより軽い。
母の手の力でも、スムーズに操作できる。
走行距離が20kmというのは、実際には十分。
毎日充電する習慣がつくので、バッテリーの心配がない。
【Part 3: よかった点・気になった点】
よかった点:
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重量が軽いので、積み下ろしが楽
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操作がシンプルで、母でも簡単に操作できる
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折りたたみサイズが小さいので、車に積みやすい
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価格が15万円程度で、ハイスペックより安い
気になった点:
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走行距離が20kmなので、毎日充電する必要がある
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ハイスペックモデルより走行距離が短い(でも実際には問題なし)
【Part 4: 同じ状況の人への一言】
日常の外出距離が短いなら、このくらいのスペックで十分。
むしろ軽さと操作性のシンプルさを優先した方が、介護者の負担が減る。
ケアマネさんにも「このモデルは使いやすい」と言われた。
《2年後の自分への備忘録》
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実際の外出距離に合わせてスペックを選ぶ
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走行距離より、軽さと操作性が重要
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毎日充電する手間と、軽さのトレードオフを考える
手動車椅子との組み合わせも検討
電動車椅子を買うと決めた後、ケアマネさんから「手動の軽量車椅子も1台あると便利」と勧められた。
電動は外出用、手動は室内や短距離用という使い分け。
そこで見つけたのがNADLE。
軽量で、折りたたみもワンステップ。
価格も1万3千円程度だから、気軽に試せる。
NADLE 車椅子自走用車椅子介助車椅子自走介助兼用車いす
【Part 1: 手動車椅子も必要だと気づいた理由】
電動は便利だけど、毎日の充電が必要。
もし充電を忘れたら、外出できない。
そういう時のバックアップとして、手動があると安心。
NADLEは軽量(12kg)で、自走式と介助式の両方に対応。
価格も安いので、試しに買ってみることにした。
基本情報
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価格:¥13,980(2026-04-21時点)
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重量:約12kg
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折りたたみ:1秒で展開・折りたたみ可能
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タイヤ:ノーパンク(パンク心配なし)
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介護保険:対象外(自費購入)。ただし、要介護認定があれば介護保険の手動車椅子レンタルも検討する価値あり
【Part 2: 実際に使ってみた感想】
軽い。
12kgなら、わたしが片手で持ち上げられる。
折りたたみもワンステップで完了。
ノーパンクタイヤなので、パンクの心配がない。
これは地味だけど、介護者にとって大事なポイント。
パンク修理の手間と費用が不要。
母が自分で操作するのは難しい。
手動なので、わたしが押すことになる。
でも短距離なら、電動より楽なこともある。
【Part 3: よかった点・気になった点】
よかった点:
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軽くてコンパクト。持ち運びが楽
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ノーパンクタイヤで、パンク心配なし
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価格が安い。バックアップとして気軽に買える
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折りたたみが簡単
気になった点:
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手動なので、わたしが押す必要がある
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母が自分で操作するのは難しい
【Part 4: 同じ状況の人への一言】
電動と手動の両方を持つことで、シーンに応じて使い分けできる。
充電忘れのバックアップとしても、短距離の外出としても使える。
ただし、介護保険の手動車椅子レンタル(月数百円)も選択肢。
わたしたちは「外出が増える可能性」と「バックアップ」を考えて、購入を選んだ。
《2年後の自分への備忘録》
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手動車椅子は介護保険レンタル対象(月数百円)
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ただし、電動とセットで持つなら購入も検討価値あり
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ノーパンクタイヤは地味だけど実用的
3ヶ月使ってみた今の感想
電動車椅子(UNQ-NEO)を買って3ヶ月が経った。
母の外出の頻度が増えた。
以前は「疲れるから」と外出を避けていたけど、今は「電動なら大丈夫」という気持ちになった。
わたしの腰も楽になった。
手動で押していた時より、明らかに負担が減った。
電動を買うまでは「高い買い物」と思っていた。
でも3ヶ月使ってみて「これは投資だ」と感じるようになった。
母の外出が増えれば、閉じこもりを防げる。
わたしの腰の負担が減れば、介護を続けられる。
ただし、毎日の充電は必須。
充電し忘れると、外出できない。
その時のバックアップとして、手動車椅子(NADLE)も活躍している。
電動と手動の両方を持つことで、介護の選択肢が広がった
まとめ|電動車椅子は「選べる自由」をくれた
介護3年目で電動車椅子を試してみて気づいたこと:
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電動車椅子は介護保険対象外。自費購入になるが、長期的には投資価値がある
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スペックより、軽さと操作性を優先する。実際の外出距離に合わせて選ぶ
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ハイスペックモデルより、中堅モデルの方が、日常使いには適している
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手動車椅子(介護保険レンタル or 安価な購入)とセットで持つと、シーンに応じて使い分けできる
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母の外出が増える→閉じこもり防止。わたしの腰が楽になる→介護継続の力になる
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毎日の充電は手間だけど、その手間を差し引いても、外出の自由度が上がった
ほたる在宅介護ブロガー(40代・経理職)母の在宅介護3年目。介護の専門資格は持っていません。わたしと家族が使ってきた道具のリアルな感想を書きます。道具選びで迷う同世代に向けて。X @hotaru_kaigo
※この記事は2026年4月時点の情報です。介護保険制度は改正されることがあるため、最新の適用条件はお住まいの自治体の介護保険窓口や担当のケアマネジャーにご確認ください。
※介護保険制度の全体像は厚生労働省 介護保険制度の概要(mhlw.go.jp)でご確認いただけます。各自治体の運用は地域差があるので、お住まいの地域の窓口にも相談してみてください。



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