母の通院に車椅子が必要になったのは、暖かくなり始めた3月だった
脳梗塞から3年。母の歩行は杖と歩行器で何とかなっていた。
でも通院の待合室で長く座っていると、帰りには足が重くなる。
「歩きたくない」と言われた時、わたしも抱えて移動する体力はもうなかった。
それで車椅子を買うことになった。初めての車椅子選び。何を基準にすればいいのか全くわからなかった。
折りたたみ車椅子は介護保険のレンタル対象。でもわたしは購入した

📖 この記事でわかること
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折りたたみ車椅子は11.5kgの軽量タイプで車載が楽
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介護保険レンタルと購入の判断は「使用頻度」が決め手
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メッシュシートは通気性が良いが冬は寒い
車椅子を買うかレンタルにするか、悩んだ2週間
ケアマネジャーに相談した。
「車椅子は介護保険でレンタルできますよ。月数百円で済みます」と言われた。
それは知らなかった。それならレンタルでいいかと思った。
でもケアマネさんが続けた。「ただし、定期的に点検に来るので、在宅時に立ち会いが必要です」
わたしはフルタイムの経理職。平日昼間の立ち会いは現実的ではない。
夫は大阪に単身赴任中で、週末しか帰ってこない。それも毎週ではない。
結局、購入することにした。月々500円のレンタル代と立ち会いの手間を天秤にかけた結果。
選んだのは11.5kgの軽量折りたたみ車椅子
楽天でランキング1位だったこの車椅子を選んだ。
基本情報
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価格:¥15,260(2026-05-13時点)
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本体重量:11.5kg(折りたたみ時は30cm幅)
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耐荷重:100kg
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介護保険:レンタル対象(福祉用具貸与)
【Part 1: この商品を選んだ経緯・概要】
決め手は「軽さ」と「折りたたみやすさ」だった。
わたしの車はコンパクトカーで、トランクに大きなものは入らない。
折りたたんで30cm幅になるなら、後部座席の足元に置ける。
レビューを見ると「女性ひとりでも持ち上げられる」とあった。82件のレビューで平均4.21。悪くない。
価格も15,260円。レンタルの月500円で計算すると、30ヶ月で元が取れる。2年半。母の状態が急に悪化しなければ、十分使える期間だと思った。
【Part 2: 実際に使ってみた感想】
届いたのは注文から3日後だった。組み立て不要で、すぐ使えた。
最初に驚いたのは軽さ。11.5kgは確かに軽い。わたしの力でも片手で持ち上げられた。
折りたたみも簡単だった。座面の中央を持ち上げるだけ。慣れれば10秒かからない。
母を乗せて押してみた。ノーパンクタイヤなので走行音は静か。病院の廊下でも気にならなかった。
ただ、メッシュシートは思っていたより薄い。通気性はいいけど、座り心地は固い。母が「お尻が痛い」と言った。
クッションを追加で買うことになった。これは想定外だった。
【Part 3: よかった点・気になった点】
よかった点:
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本当に軽い。車への積み下ろしが苦にならない
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折りたたみが簡単。玄関の隅に立てかけて保管できる
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ノーパンクタイヤでメンテナンスが不要
気になった点:
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メッシュシートが薄く、長時間座るとお尻が痛くなる(クッション必須)
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冬は寒い。メッシュ素材なので冷気が直接当たる
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タイヤのロック機構が少し固い。母ひとりでは解除できない
【Part 4: 同じ状況の人への一言・まとめ】
通院や買い物で月に数回使うなら、購入でいいと思う。
ただし、毎日使うなら介護保険のレンタルを検討した方がいい。メンテナンスも込みで月数百円なら安心。
ケアマネジャーに相談すれば、状況に合わせた提案をしてくれる。わたしは立ち会いの手間を避けたくて購入したけど、それは個人の事情。
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《2年後の自分への備忘録》
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軽量タイプは車への積み下ろしが楽だが、座り心地は別途クッションが必要
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介護保険レンタルは月数百円だが、立ち会いが必要
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使用頻度と生活スタイルで購入かレンタルを判断する
クッションを追加したら、母の表情が変わった

車椅子を買って1週間後、100円ショップでクッションを買った。
座面に敷いてみたら、母が「これなら座れる」と言った。
それから通院が少し楽になった。駐車場から診察室まで、母を押して歩く。
待合室で長く待つ時も、車椅子があれば母は楽そうだった。わたしも立ちっぱなしで腰が痛くならなくなった。
病院の帰りに、母が「桜が見たい」と言った。
近所の公園まで車椅子で行った。3月下旬、桜はまだ三分咲きだった。
母は黙って桜を見上げていた。わたしも隣で立ち止まった。
使い始めて2ヶ月、変わったことと変わらないこと
2ヶ月使って、折りたたみ車椅子がある生活に慣れた。
通院は月2回。その都度、車に積んで持っていく。軽いから苦にならない。
ただ、母が自分で車椅子を操作することはない。自走式だけど、母には腕の力が足りない。
結局、わたしが押すことになる。自走式と介助式の違いを理解していなかった。買う前にもっと調べればよかった。
それでも、買ってよかったと思っている。
母の外出の選択肢が増えた。それだけで意味があった。
❓ よくある質問
折りたたみ車椅子は介護保険でレンタルできますか?
できます。福祉用具貸与の対象で、月数百円(1割負担の場合)で借りられます。ケアマネジャーに相談するとケアプランに組み込んでもらえます。ただし定期点検の立ち会いが必要になるので、仕事や生活スタイルに合うか確認してください。
軽量タイプと標準タイプはどっちがいいですか?
車に積む頻度が高いなら軽量タイプが楽です。わたしは11.5kgのアルミ製を選びましたが、女性ひとりでも持ち上げられます。ただし軽い分、座り心地は固めなのでクッションがあった方がいいです。
自走式と介助式の違いは何ですか?
自走式は大きな後輪が付いていて、本人が手で漕いで進めるタイプです。介助式は後輪が小さく、押す人専用です。母は腕の力が弱くて自分で漕げないので、結局わたしが押しています。本人の状態に合わせて選んでください。
折りたたんだ時のサイズはどれくらいですか?
わたしが買ったものは幅30cm×高さ72.5cm×奥行き80cmです。コンパクトカーの後部座席足元に立てかけて置けます。玄関の隅にも収納できるので邪魔になりません。
メッシュシートは冬でも使えますか?
使えますが寒いです。通気性が良い分、冷気が直接当たります。わたしは冬用にブランケットを膝掛けにして対策しました。夏は逆に蒸れないので快適です。
まとめ|折りたたみ車椅子で母の外出が変わった
今回の車椅子選びで気づいたことを、次の自分が楽できるように残しておく。
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軽量タイプ(11.5kg)は車への積み下ろしが本当に楽
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介護保険レンタルは月数百円だが、立ち会いの手間を考えて購入を選んだ
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メッシュシートは通気性抜群だが、長時間座るにはクッションが必須
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自走式を買ったが、母には腕の力が足りず結局介助専用になった
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使用頻度・本人の状態・生活スタイルに合わせて購入かレンタルを判断する



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