浴室から3階まで運べなくなった日
母の入浴介助を始めて2年。
シャワーチェアは最初から使っていたけれど、最近になって問題が出てきた。
重さだった。
最初に買ったシャワーチェアは背もたれ・肘掛けつきのしっかりしたもので、重さが約7kg。母を浴室に入れて、自分が風呂から上がったあと、濡れたチェアを浴室から脱衣所に出す。その7kgが、ある日突然「もう無理」と感じた。
夫は単身赴任中。週末しか帰ってこない。平日は完全にわたしひとり。
腰に来た。
📖 この記事でわかること
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入浴介助で持ち上げるのが限界になったら、軽量型シャワーチェアに替える選択肢がある
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3〜4kg台の製品なら、女性ひとりでも浴室から出せる
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折りたたみ式はさらに扱いやすいが、耐荷重と安定性の確認が必要
シャワーチェアを買い替えた理由

ケアマネさんに相談した時、最初は「レンタルに切り替えませんか」と言われた。
でも、うちのマンションは3階でエレベーターなし。レンタル品の定期交換のたびに業者さんが階段を運ぶのも申し訳ない。自分で買って、自分で管理する方が気持ちが楽だった。
介護保険でレンタルできるシャワーチェアもあるけれど、シャワーチェアは購入品目(特定福祉用具販売)に分類される。レンタルは対象外。購入なら年度内10万円の枠を使う形になる。
わたしは自費購入を選んだ。ケアマネさんに「それなら軽いやつにしましょう」と言われた。
そこで候補に挙がったのが、折りたたみ式で3〜4kg台の軽量シャワーチェア。
楽天で口コミを見ていたら、「介護する側が楽になった」「軽くて扱いやすい」のレビューが多かった製品に目がとまった。
Advance clickの背もたれ肘掛けタイプ を候補にした。
基本情報
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価格:¥3,480(2026年7月時点)
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重量:約3kg台(詳細は商品ページ参照)
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6段階高さ調節可能
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介護保険:対象外(自費購入)
届いたシャワーチェアを組み立てた

注文して3日で届いた。
箱を開けてみると、パーツはシンプル。説明書は日本語で、工具不要とあった。
実際、座面と背もたれと脚を差し込んで固定するだけ。15分もかからなかった。
組み立て終わって持ち上げてみた瞬間、「軽い」と声が出た。
前のチェアと比べて体感で半分以下。浴室に運んでみても、片手で持てる。
母に座ってもらって、安定性を確認した。
座面の高さは6段階調整できる。母の足がちゃんと床につく高さに設定した。
座面には穴が開いていて、水が溜まらない。掃除がしやすい。
脚の先端にゴムキャップがついていて、滑りにくい。
背もたれと肘掛けがあるので、母は安心して寄りかかれる。
ただし、1つだけ気になった点がある。
軽い分、座った状態でずらそうとすると動きやすい。説明書にも「座った状態で動かすな」と書いてあった。脚がゆがむ原因になるとのこと。
母には「座ったまま動かさないでね」と伝えた。
よかった点:
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軽くて浴室から出すのが楽になった
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組み立てが簡単で、工具なしで完成した
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高さ調節ができて、母の体型に合わせられた
気になった点:
- 座った状態で動かすと脚がゆがむ可能性がある
介助する側の負担を減らしたい人、女性ひとりで浴室の後片付けをしている人には向いている。
ケアマネさんに「軽さを優先して正解でしたね」と言われた。わたしもそう思う。
《2年後の自分への備忘録》
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軽量型シャワーチェアは、介助する側の腰への負担を軽減できる
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座った状態で動かさない使い方を本人に伝えることが大切
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高さ調節機能は、本人の足が床につくかどうかの確認に必須
折りたたみ式も試してみた
しばらくして、夫が週末に帰ってきた時、別の候補も見てみようという話になった。
折りたたみ式のシャワーチェアがあることを知った。
Advance clickの折りたたみタイプ を購入した。
基本情報
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価格:¥9,280(2026年7月時点)
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4段階高さ調節可能
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シャワーフック付き
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介護保険:対象外(自費購入)
届いて折りたたんでみた。
厚みが約16cmまで薄くなる。浴室の隅に立てかけておけるので、使わない時に邪魔にならない。
ただし、折りたたみ式は通常タイプより価格が高かった。約9,280円。
機能は通常タイプと同じ。背もたれ・肘掛けつき、高さ調節可能、座面に穴があいていて水はけがいい。
折りたたみ機構がある分、少しパーツが多い。でも組み立ては10分程度で終わった。
シャワーフック付きなので、パイプに掛けてシャワーヘッドを固定できる。母がひとりで髪を洗う時に便利だった。
折りたたみ式のメリットは収納性。うちの浴室は狭いので、使わない時に立てかけておけるのは助かる。
デメリットは価格が通常タイプの約2.7倍になること。予算に余裕がなければ通常タイプで十分だと思った。
《2年後の自分への備忘録》
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折りたたみ式は収納性が高いが、価格は通常タイプの2〜3倍になる
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浴室が狭い場合は折りたたみ式が便利
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シャワーフック付きは本人がひとりで髪を洗う時に役立つ
山善の5段階調節タイプも候補に入れた
軽量型を使い始めてから、他の選択肢も調べてみた。
くらしのeショップの山善YS-1060 は、口コミ件数250件以上で評価平均4.61という高評価だった。
基本情報
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価格:¥10,800(2026年7月時点)
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重量:4.1kg
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5段階高さ調節可能
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介護保険:対象外(自費購入)
山善は折りたたみ式で、かつクッションマット付き。座り心地が良さそうだった。
耐荷重100kg、第三者機関の耐荷重検査実施済みという点も安心材料になった。
ただし、価格は1万円を超える。予算オーバーだったので、候補には入れたけれど購入は見送った。
もし次に買い替えるなら、山善のこのモデルを検討すると思う。
《2年後の自分への備忘録》
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口コミ件数が多く評価が高い製品は、失敗しにくい
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耐荷重検査済みの製品は安全性が高い
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クッションマット付きは座り心地を重視する人向け
入浴介助で腰が限界になった時

道具だけでは足りなくなる日が来る。
入浴介助で腰が抜けそうな夜、わたしは外注も視野に入れた。
イチロウ は介護保険外の自費サービスだけど、入浴だけ頼むこともできる。
ケアマネに相談する前の選択肢として、知っておくと心が軽い。
3ヶ月使ってみた今の感想
最初に買った軽量型シャワーチェアは、今でも毎日使っている。
3ヶ月使って、ゴムキャップもヘタってない。座面の穴も詰まらず、水はけがいい。
母も「座りやすい」と言っている。
折りたたみ式は、夫が帰ってきた週末に使うことが多い。普段は浴室の隅に立てかけてある。
軽量型に買い替えて、わたしの腰への負担は確実に減った。
重いチェアを無理に持ち上げて腰を痛めるより、軽い道具を選ぶ方が長く介護を続けられる。
そう思った。
❓ よくある質問
シャワーチェアは介護保険でレンタルできますか?
シャワーチェアは特定福祉用具販売の対象品目で、購入になります。年度内10万円の枠を使う形です。レンタルは対象外です。ケアマネジャーに相談すると、購入の手続きを案内してもらえます。
軽量型と通常タイプ、どっちを選ぶべきですか?
介助する側の体力や、浴室からの片付けをひとりでやるかどうかで決まります。わたしのように女性ひとりで介助している場合、3〜4kg台の軽量型が扱いやすいです。夫婦で介助できるなら、安定性重視の通常タイプも選択肢に入ります。
折りたたみ式のメリットは何ですか?
収納性です。浴室が狭い場合、使わない時に立てかけておけるので邪魔になりません。ただし、価格は通常タイプの2〜3倍になるので、予算と相談してください。
座った状態で動かしてはいけないのはなぜですか?
脚部分がゆがんで、故障の原因になるためです。説明書にも明記されています。本人に「座ったまま動かさないでね」と伝えて、介助者が動かす時は一度立ち上がってもらうようにしてください。
まとめ|介助する側の負担を減らす道具選び
今回のシャワーチェア買い替えで気づいたことを、次の自分が楽できるように残しておく。
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軽量型(3〜4kg台)は、女性ひとりで介助する場合に腰への負担を軽減できる
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折りたたみ式は収納性が高いが、価格は通常タイプの2〜3倍になる
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高さ調節機能は、本人の足が床につくかどうかの確認に必須
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口コミ件数が多く評価が高い製品は、失敗しにくい
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介護保険は購入品目なので、ケアマネに相談して年度内10万円の枠を使える



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