母の食事、飲み込みにくそうな様子に気づいたのは冬だった

母が飲み込みにくそうにしていることに気づいたのは3年前。
脳梗塞の後遺症で飲み込む力が落ちて、ケアマネから「ユニバーサルデザインフードを試してみては」と提案された。
それまで「UDF」という言葉を知らなかった。
栄養士さんに説明を聞いて、区分4のミキサー食を初めて買った。
便利だし手間が省けるから毎日使った。でも半年くらい経ったころ、気になることが出てきた。
📖 この記事でわかること
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UDF食品は便利だが、使い続けるとコストと栄養バランスの注意が必要
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とろみ剤は水分ごとに調整が必要で、一律で使うとむせやすいまま
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1日の食事全部を UDF に置き換えず、自分で食べられる部分を残すのが大事
UDF食品を買い始めた経緯
ケアマネさんから「飲み込む力が落ちてますね」と指摘されたのは冬だった。
普通の食事だと咳き込むことが増えていた。
栄養士さんが「UDF区分4のミキサー食なら負担が少ない」と教えてくれた。
最初はホリカフーズの「おいしくミキサー」を試してみた。
スーパーには置いてないから楽天で注文した。
基本情報
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価格:¥1,900(2026年06月30日時点)
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内容:おかゆ・おかず・デザート 3食分のセット
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常温保存可能
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介護保険:対象外(自費購入)
届いたパッケージは思ったより小さかった。
レトルトパウチで常温保存できるのはありがたい。
温めるのもレンジで1分だから、夕方仕事から帰ってすぐに出せる。
母はミキサー食を「見た目が何かわかりにくい」と最初は渋った。
でも食べてみたら「味はおかゆと一緒だね」と言った。
よかった点:
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常温で長期保存できる(急に必要になっても対応できる)
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レンジで温めるだけ(夜に疲れていても楽)
気になった点:
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1食分が少なめ(100g × 3品でお腹が満たされない日もあった)
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飽きが来る(同じ味のローテーションになる)
毎日使う前に、まず1セット試してみることをおすすめします。
ケアマネさんに相談すると、最初に合うかどうか確認してから本格導入する流れも提案してくれます。
【送料無料】食事で元気!!おいしくミキサー初めてセット 【初回限定】 介護食 ペースト セット レトルト ホリカフーズ 詰め合わせ 介護食セット ユニバーサルデザインフード 区分4 かまなくてよい ミキサー食 流動食
《2年後の自分への備忘録》
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ミキサー食は思ったより小分け(100g × 3品)
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常温保存できるのは停電時も安心
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母の反応を見てから本格導入を決めた
毎日使い続けて気づいた落とし穴
便利だから毎日使った。
でも2ヶ月くらい経った頃、気になることが出てきた。
月々の食費が跳ね上がった。
レトルトのミキサー食は1食あたり200円くらい。
1日3食だと月2万円近くになる。
普通のごはんを作るより倍以上のコストがかかった。
栄養バランスが偏っている気がした。
区分4のミキサー食は柔らかくて飲み込みやすいけど、種類が限られる。
タンパク質が少ないものが多い。
訪問看護師さんから「カロリーは取れてるけど、筋肉が落ちてきてる」と言われた。
母が「もう普通のごはんが食べたい」と言い出した。
ミキサー食は安全だけど、見た目が同じだから飽きる。
自分で噛んで食べる楽しみが失われていた。
《2年後の自分への備忘録》
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1食200円 × 3食 × 30日 = 月約2万円
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種類が限られると栄養が偏る
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飲み込みやすさと食べる楽しみのバランスが難しい
とろみ剤で失敗した話

ミキサー食と一緒に、栄養士さんから「とろみ剤も使ってください」と言われた。
水やお茶にとろみをつけることで、飲み込みやすくなるらしい。
アサヒグループ食品の「とろみエール」を買った。
基本情報
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価格:¥3,890(2026年06月30日時点)
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内容:1kg
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使い方:飲み物や食べ物に混ぜてとろみをつける
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介護保険:対象外(自費購入)
最初はお茶に混ぜてみた。
指示通りの量を入れたら、ドロドロになりすぎた。
母が「これじゃお茶じゃない」と飲まなかった。
量を減らしたら今度はサラサラすぎて、意味がなかった。
とろみの程度は 人によって違う。
母の飲み込む力に合わせて、何度も試行錯誤した。
よかった点:
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溶けやすくダマになりにくい(説明通りだった)
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1kg入りなので長期間使える
気になった点:
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適切な量を見つけるまで時間がかかった
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水分ごとにとろみの付き方が違う(お茶 / 牛乳 / 味噌汁でそれぞれ調整が必要)
とろみ剤を使う前に、訪問看護師さんやケアマネさんに相談すると、適切な濃度を教えてくれます。
【軽減税率】【とろみ剤】アサヒグループ食品 とろみエール 1kg すばやく溶ける ユニバーサルデザインフード
《2年後の自分への備忘録》
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とろみの濃度調整は人それぞれ
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水分の種類で粘度が変わるので注意
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専門家に相談してから量を決めた方が安全
「全部UDF」から「使い分け」に変えた理由
半年くらい経って、ケアマネさんから提案があった。
「全部ミキサー食にするより、本人が自分で食べられるものは普通食のままにしませんか」
母はまだ自分でスプーンを持てる。
全部ペースト状にすると、本人ができることまで奪うことになるらしい。
試しに、朝だけ普通のごはんとおかずにした。
母は最初ゆっくりだったけど、自分で食べきった。
「やっぱり自分で食べると美味しいね」と言った。
それからは、朝と昼は柔らかめの普通食、夜だけミキサー食にした。
食費も月1万円くらいまで下がった。
母の表情も明るくなった。
UDF食品は便利だけど、本人ができることを奪わない使い方が大事
《2年後の自分への備忘録》
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全部をUDFにすると本人の能力も落ちる
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朝と昼は普通食、夜だけUDFで調整した
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ケアマネに相談すると柔軟な提案が出る
3年使ってみて今思うこと
UDF食品は在宅介護の強い味方。
でも、使い方を間違えると逆効果になる。
わたしが気をつけているのは3つ。
1つ目は、母の「自分で食べたい」気持ちを最優先にすること。
UDF食品が安全だとしても、本人が食べたくなければ意味がない。
2つ目は、1日の食事を全部UDFに置き換えないこと。
朝と昼は柔らかめの普通食、夜だけUDFという使い分けが今はちょうど良い。
3つ目は、とろみ剤の濃度を定期的に見直すこと。
飲み込む力は変化するから、3ヶ月に1回くらいは訪問看護師さんに確認してもらう。
UDF食品は便利だけど、万能ではない。
本人の状態を見ながら、必要な分だけ使うのが一番楽だった。
❓ よくある質問
UDF食品は介護保険でレンタルできますか?
できません。UDF食品は介護保険の対象外で、自費購入になります。1食あたり200円前後なので、使いすぎると食費が跳ね上がります。必要な食事だけUDFにして、残りは普通食にすると費用を抑えられます。
とろみ剤はどのくらいの濃度が適切ですか?
人によって違います。わたしの母の場合、最初は濃すぎて飲まなかったので、訪問看護師さんに相談して少しずつ量を調整しました。水分の種類(お茶・牛乳・味噌汁)でも粘度が変わるので、専門家に確認してから使うのが安全です。
UDF食品だけで栄養は足りますか?
足りない場合もあります。区分4のミキサー食は柔らかくて食べやすいですが、タンパク質が少ない商品が多いです。訪問看護師さんから「筋肉が落ちてきている」と指摘されたことがあります。栄養士さんに相談して、必要な栄養を補う方法を考えてもらうのがおすすめです。
まとめ|UDFは便利だけど使い方次第
今回のUDF食品で気づいたことを、次の自分が楽できるように残しておく。
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UDF食品は便利だが、全食置き換えると月2万円近くかかる
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とろみ剤は人ごとに濃度調整が必要で、専門家に相談するのが安全
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本人が自分で食べられるものは普通食のままにする方が、能力も保てる
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1日の食事を朝昼夜で使い分けると、費用も抑えられる



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