入浴台、失敗しない選び方【2026年】在宅介護3年目のわたしが買い直して学んだこと

20263 入浴・清潔

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最終更新:2026-05-10|母の在宅介護を3年やっているわたし(ほたる)が、実際にうちで使ってみた体験をもとに書いています。

入浴台、買うか迷ってませんか?

うちで母が浴槽を跨ぐのが難しくなって、訪問看護師さんに「入浴台があると楽になりますよ」と言われた。

最初はカタログを見ながら適当に選んで失敗した。浴槽のサイズを測り間違えて、設置したら安定しなかった。買い直してようやく分かったことを、同じ失敗をしないように書いておきます。

📖 この記事でわかること

  • わたしが最初に失敗した理由と、買い直して気づいた選び方のポイント

  • 浴槽サイズ・耐荷重・手すりの有無で選ぶべき基準

  • 介護保険で購入できるか、レンタルできるか

結論から:入浴台は「浴槽の内寸」を正確に測ってから選ぶ

ほたるの正直評価:入浴台は浴槽の内側の幅(内寸)を1cm単位で測ってから選ばないと、設置できない・安定しないという失敗をする。わたしは1回目で失敗して買い直した。2台目は浴槽サイズを確認して選んだので、今も問題なく使えている。

こういう方に合います:

  • 浴槽を跨ぐのが怖い・不安定になってきた方

  • 入浴介助する側の腰や膝に負担がかかっている方

  • 浴槽の内寸が41〜55cm程度の一般的な家庭用浴槽を使っている方

合わないかもしれない方:

  • 浴槽が特殊な形状(L字型・斜め・段差あり)の場合は設置できない

  • 本人が自力で座位を保てない場合は別の入浴補助具が必要

入浴台の基本情報

項目 内容
価格帯 ¥4,000〜¥12,000(税込)
主なタイプ 手すり付き/手すりなし/高さ調整機能あり
主な特徴 浴槽の縁に渡して使う板状の台
介護保険 購入対象(特定福祉用具販売)年度内10万円まで

※価格は楽天市場の税込価格(2026-05-10時点)。介護保険の自己負担は1〜3割。

わたしが最初に失敗した話

浴槽の内寸を測らずに買った1台目

最初に買ったのは「浴槽の幅40〜60cm対応」と書いてあるやつだった。

うちの浴槽は見た目が普通だったので、「入るだろう」と思って注文した。届いてみたら、浴槽の縁に渡したときに片側が浮いてしまった。

訪問看護師さんに見てもらったら「浴槽の内側の幅を測らないとダメですよ」と言われた。うちの浴槽は内寸が58cmあって、買った入浴台の対応範囲を超えていた。

買い直して分かった「内寸」の重要性

2台目を買う前に、メジャーで浴槽の内側の幅を正確に測った。

浴槽の縁の厚みもあるので、内側の一番狭いところを測る。うちは内寸が58cmだったので、「対応範囲41〜60cm」の入浴台を選んだ。

設置したら今度はぴったり安定した。手すりが付いているタイプにしたので、母が掴んで体を支えられるようになった。

夜中の入浴介助で実感した、この道具の地味にすごい点

シャワーチェアの写真

母は左半身に麻痺があるので、浴槽を跨ぐ動作が一番怖かった。

入浴台を使うと、浴槽の縁に一度腰掛けてから、ゆっくり足を浴槽の中に入れられる。わたしが支える負担も減った。

仕事で疲れている時は、自分の膝が痛くて前屈みで支えるのが辛かった。入浴台があると母が自分で手すりを掴んで姿勢を保てるので、わたしの腰が本当に楽になった。

入浴台を選ぶ時に確認すべき4つのポイント

1. 浴槽の内寸を正確に測る

一番重要なのはここ。浴槽の内側の幅を1cm単位で測る。

メーカーのカタログに「対応浴槽サイズ:内寸41〜55cm」のように書いてあるので、その範囲に収まるかを確認する。

測る場所は浴槽の一番狭いところ。縁の厚みがあるので、外側の幅ではなく内側の幅を測ること。

2. 耐荷重を確認する

入浴台の耐荷重は100kg〜130kgが一般的。

母の体重は55kgだけど、立ち上がる時や座る時に体重が一点に集中するので、耐荷重に余裕があるものを選んだ方が安心。

男性の方が使う場合は、耐荷重130kg以上のものを選ぶのが安全。

3. 手すりの有無を決める

住宅街の手すりに座り怪文書を掲げる赤い服の女性

手すり付きのタイプと手すりなしのタイプがある。

母は左半身に麻痺があるので、手すりがあると右手で掴んで体を支えられる。わたしが買い直したのは手すり付きのタイプ。

手すりがあると設置の自由度は少し下がるけど、本人が自分で体を支えられるならあった方が安全。

4. 滑り止めの有無を確認する

行司ヶ滝の苔むした石積み階段とチェーン手すり

天板に滑り止め加工がされているかを確認する。

入浴台の表面が濡れると滑りやすいので、滑り止めのゴムや凹凸加工があるものが安心。わたしが買い直したものには排水用の穴が開いていて、座ったままシャワーを浴びても水が溜まらない。

正直に書く、合わない人と注意点

こういう人には向かない

  • 浴槽が特殊な形状(L字型・段差あり・斜めの縁)の場合は設置できない

  • 本人が座位を保てない・ふらつきが強い場合は別の入浴補助具(シャワーチェアなど)が必要

  • 浴槽の内寸が極端に狭い・広い場合は対応範囲外になる

使う前に確認してほしいこと

  • ⚠️ 浴槽の縁の厚みと強度を確認する。縁が薄い・もろい浴槽は入浴台の重みで破損する可能性がある

  • ⚠️ 設置した時にガタつきがないか必ず確認する。安定しない場合は使わない

  • ⚠️ 本人が初めて使う時は必ず誰かが付き添う

わたしがやらかした失敗

最初に買った入浴台は、カタログの写真だけ見て「これでいいか」と決めた。

浴槽の内寸を測るという発想がなかった。届いてから「入らない」と気づいて、訪問看護師さんに教えてもらって初めて測り方を知った。

買い直すのに時間もお金も無駄にしたので、同じ失敗をしてほしくない。

他の選択肢も書いておきます

商品名 価格 わたしの現場感
手すり付きバスボード(耐荷重130kg) ¥4,890 うちで使っているタイプ。手すりがあると母が自分で掴める
幸和製作所 浴槽台(高さ調整可能) ¥11,200 高さ調整が3段階できる。浴槽の中に置いて腰掛け代わりにも使える
手すりなしバスボード(軽量タイプ) ¥4,880 手すりがない分、設置の自由度が高い。本人が自力で掴まれる手すりが別にある場合はこっちでもいい

手すり付きのタイプを選ぶ理由は、母が右手で掴んで体を支えられるから。手すりがなくても浴室に別の手すりがあるなら、手すりなしの軽量タイプの方が扱いやすい。

介護保険、使えるなら使った方がいい

入浴台は特定福祉用具販売の対象品目なので、介護保険で購入できる。

年度内(4月〜翌3月)で10万円まで購入できて、自己負担は1〜3割。1割負担なら実質の支払いは1万円で10万円分の福祉用具を買える計算。

要介護度 適用 年度内の購入上限(自己負担1割の場合)
要支援1・2 ⭕ 適用可能 10万円分購入→自己負担1万円
要介護1〜5 ⭕ 適用可能 10万円分購入→自己負担1万円

入浴台はレンタル対象外なので、購入するしかない。ただし介護保険を使えば自己負担が1〜3割で済むので、ケアマネジャーに相談してから買った方が絶対にいい。

わたしは最初に自費で買って失敗したので、2台目を買う時にケアマネさんに相談したら「最初から言ってくれればよかったのに」と言われた。

💡 ケアマネさんが一番早いです。合わないケアマネなら変えてもらえるので、無理しないでくださいね。

よく聞かれること

Q. 入浴台は浴槽の中に置くタイプと縁に渡すタイプ、どっちがいい? わたしが使っているのは「浴槽の縁に渡すタイプ」(バスボード)。浴槽を跨ぐ動作が怖い人向け。 浴槽の中に置くタイプ(浴槽台)は、浴槽の底に設置して腰掛け代わりに使う。浴槽の中で立ち上がるのが怖い・深い浴槽で底まで腰を下ろすのが大変な人向け。 母は跨ぐのが一番怖いので、縁に渡すタイプを選んだ。
Q. 設置は工具が必要? うちで使っている手すり付きバスボードは工具不要。浴槽の縁に上から乗せて、ストッパーで固定するだけ。 設置は2分もかからない。外すのも簡単なので、家族が入浴する時は外して、母が入る時だけ設置している。
Q. 入浴台に座ったままシャワーを浴びられる? 排水用の穴が開いているタイプなら、座ったままシャワーを浴びても水が溜まらない。 うちで使っているものは穴が開いているので、母が入浴台に座った状態で体を洗える。立ち上がる回数が減るので、介助する側も楽になった。
Q. 耐久性はどれくらい? うちで使っている手すり付きバスボードは、2年使ってもガタつきやヒビは出ていない。 素材がポリプロピレンなので、水に強くて錆びない。手すりのグリップ部分が天然ゴムなので、ここだけは経年劣化で硬くなる可能性がある。
Q. 体重が重い人でも使える? 耐荷重130kgのタイプなら、男性の方でも使える。 ただし設置した時に安定しているかを必ず確認すること。浴槽の縁が薄い・もろい場合は、耐荷重以下でも使わない方がいい。設置前にケアマネか福祉用具専門相談員に確認してもらうと安心。

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最後に

入浴台、わたしはうちで使い続けてます。無理に勧めないけど、合う人には本当に助けになる道具です。

  • 浴槽の内寸を1cm単位で測ってから選ぶ

  • 手すりがあると本人が自分で体を支えられる

  • 介護保険で購入できるので、ケアマネに相談してから買う

迷うなら、入浴台の詳細を見てから判断してください。介護保険で購入できる場合はケアマネに相談するのが結局早いです。

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介護は一人で抱え込まないでください。道具はそのための味方です。


※この記事は母の在宅介護3年目のわたし(ほたる/40代経理職)が、実際に自分の家で使った経験をもとに書いています。わたしは介護の専門資格は持っていません。商品情報・価格は2026-05-10時点のものです。介護保険の適用可否や用品選びは担当のケアマネジャーにご確認ください。

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