母の介護食作りが変わった|レコルト自動調理ポットを試した結果

image 7 食事・嚥下

介護食を作る時間が、平日の夕方を削っていた

母の介護食を作り始めて1年半が経った。

飲み込む力が落ちてきて、普通の食事をそのまま出せなくなったのは去年の夏だった。ケアマネさんに「とろみ剤を用意してください」と言われて、初めて「介護食」という概念が日常に入ってきた。

最初は市販の介護食レトルトを買って済ませていたけれど、毎食続けると母が飽きてしまった。栄養士さんに相談したら「手作りできるなら、家族と同じメニューを刻んでとろみをつける方法もあります」と教えてもらった。

それから毎日、ミキサーで刻む作業が始まった。

仕事から帰って夕食を作る時間に、母の分だけミキサーにかける手間が加わった

📖 この記事でわかること

  • 介護食調理は毎日のことなので、手間が少ない調理器具を選ぶのが重要

  • レコルト自動調理ポットは材料を入れてボタンを押すだけで、加熱・撹拌まで自動化できる

  • 仕事と介護の両立で時間がない人向けの選択肢

最初に買ったミキサーが続かなかった理由

介護食作りを始めた時、家にあった普通のミキサーを使っていた。

野菜を茹でてミキサーに入れて、撹拌して、容器に移して、またミキサーを洗う。この工程が毎食だと地味に負担だった。

特に朝の時間。わたしは経理職でフルタイムだから、母の朝食を作ってから出社する。ミキサーを洗う時間が10分削られるだけで、毎朝の余裕が変わった。

夫は単身赴任中で平日は完全にひとり。時短できる部分は全部削りたかった。

栄養士さんに「調理と撹拌が一体になった調理器具もありますよ」と聞いた時、最初は「そんな便利なものがあるのか」と思った。

《2年後の自分への備忘録》

  • 介護食作りは「毎日続く」ので、手間が1つでも減ると全体の負担が軽くなる

  • 調理と撹拌が一体型だと、鍋とミキサーを両方洗う手間がなくなる

レコルト自動調理ポットに決めた理由

ネットで「介護食 調理器具」と検索すると、いくつかのメーカーが出てきた。

その中でレコルト自動調理ポット RSY-2を選んだのは、レビュー件数が多かったから。

7000件以上の口コミがあって、評価が4.71と高かった。実際に使っている人の数が多いと、失敗のリスクが低いと思った。

価格は13,200円(2026年5月時点)。正直、安くはない。でも毎日使うものだし、時間が買えるなら出す価値はあると判断した。

基本情報

  • 価格:¥13,200(2026年5月時点)

  • 容量: 600ml(スープなら2〜4人分)

  • サイズ: 幅16.5×奥行12×高さ23.3cm

  • 重量: 約970g

  • 消費電力: 600W(加熱・撹拌モード)/ 55W(保温モード)

  • モード: スープ・ペースト、おかゆ、豆乳、ジュース、保温の5つ

  • 介護保険: 対象外(自費購入)

決め手は「材料を入れてボタンを押すだけ」という手軽さ。加熱しながら撹拌してくれるので、鍋で茹でてからミキサーにかける手間が1ステップ消える。

楽天で注文して3日後に届いた。

実際に使ってみて気づいたこと

最初に作ったのは、夕食のポタージュスープ。

玉ねぎとジャガイモを適当な大きさに切って、水と一緒に本体に入れた。「SOUP&PASTE」モードを選んでボタンを押す。あとは放置。

40分後、蓋を開けると温かいポタージュスープができていた。

撹拌の音はそれなりにするけれど、キッチンで他の作業をしている間に完成する。母の夕食用に取り分けて、残りはわたしも飲んだ。

翌朝はおかゆモードで、米と水を入れて30分。普通のおかゆができた。母の分だけ別にとろみ剤を足して、飲み込みやすくした。

よかった点:

  • 調理と撹拌が一体なので、洗い物が1つで済む

  • ボタンを押したら放置できるので、他の作業と並行できる

  • 容量が600mlなので、母の分だけでなく家族分も作れる

  • 内部がセラミックコーティングで、焦げ付きにくい

気になった点:

  • サイズがやや大きめなので、置き場所を考える必要がある

  • 撹拌音は静かではない(キッチンで使う分には問題ない範囲)

  • 氷を砕く機能もあるが、家庭用製氷機の氷(2.5cm以下)に限定される

2週間使ってみて、明らかに夕方の時間に余裕ができた。夕食を作りながら母の介護食も同時進行できる。

ケアマネさんに「最近、調理が楽になったみたいですね」と言われた。多分、わたしの表情が少し変わったのかもしれない。

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《2年後の自分への備忘録》

  • 介護食調理器具は「調理と撹拌の一体型」を選ぶと洗い物が減る

  • レビュー件数が多い商品は、実際に使っている人の声が参考になる

  • 価格は高めでも、毎日使うものは時間が買えると思えば出す価値がある

コードレスタイプのフードプロセッサーも試してみた

レコルトの自動調理ポットを使い始めて1ヶ月後、もう1つ買い足した。

レコルト フードプロセッサー コードレス ボンヌ。コードレスで、刻む・つぶす・泡立てる・砕くの4機能が使える。

価格は9,900円(2026年5月時点)。レビュー件数は4,969件で、評価は4.70。

こちらは「加熱しない」タイプ。すでに茹でた野菜を刻んだり、とろみをつけた後のペースト化に使う。

基本情報

  • 価格:¥9,900(2026年5月時点)

  • 容量: 500ml

  • 充電式コードレス(USB充電)

  • 機能: 刻む・つぶす・泡立てる・砕く(氷OK)

  • 介護保険: 対象外(自費購入)

コードレスの利点は、テーブルでそのまま使えること。母の食事を出す直前に、テーブルの上で最終調整ができる。

例えば、母の好みでとろみの濃さを変えたい時。レコルトの自動調理ポットで作ったスープを少しだけ取り分けて、コードレスのフードプロセッサーでさらに撹拌する。とろみ剤を追加して混ぜる。そのまま器に移せる。

2つを使い分けるようになって、介護食作りの自由度が上がった。

よかった点:

  • コードレスなので、キッチン以外でも使える

  • 充電式で、コンセントの位置を気にしなくていい

  • 500mlサイズで、母の1食分にちょうどいい

気になった点:

  • 加熱機能はないので、別途茹でる必要がある

  • 充電を忘れると使えない(フル充電で約20回使用可能)

2つの調理器具を使い分けるのは、最初は「無駄では?」と思った。でも実際に使ってみると、加熱が必要な時とそうでない時で明確に分かれた。

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《2年後の自分への備忘録》

  • 「加熱+撹拌」と「撹拌のみ」の2つを使い分けると、介護食作りの幅が広がる

  • コードレスタイプは、テーブルで最終調整ができるのが便利

  • 充電式は、フル充電で約20回使用可能(約2週間分)

予算を抑えたい人向けのミキサーも見つけた

レコルトの調理器具を使い始めて3ヶ月後、友人に「介護食作りって大変?」と聞かれた。

その友人は母親の介護を始めたばかりで、調理器具を探していた。わたしが使っているレコルトの話をしたら、「予算的に厳しい」と言われた。

そこで調べて見つけたのが、ヤマゼン ミルミキサー YMH-400。価格は3,980円(2026年5月時点)。

レビュー件数は3,800件で、評価は4.28。レコルトほどではないけれど、十分な評価だった。

基本情報

  • 価格:¥3,980(2026年5月時点)

  • 容量: 400ml

  • 機能: ミキサー、ミル(乾物・濡れ物両対応)

  • サイズ: 幅10×奥行10×高さ27.5cm

  • 介護保険: 対象外(自費購入)

このミキサーは「加熱機能なし」で、茹でた野菜を撹拌するだけ。でも価格が4,000円以下なので、最初の1台として十分だと思った。

友人に勧めて、実際に買ってもらった。1ヶ月後に「毎日使っている」と報告があった。

よかった点(友人談):

  • 価格が安いので、試しに買いやすい

  • 小型で場所を取らない

  • ミルとしても使えるので、ふりかけ作りにも使える

気になった点(友人談):

  • 加熱機能がないので、別途鍋で茹でる必要がある

  • 容量が400mlなので、家族分を一度に作るには小さい

予算を抑えたい人には、この選択肢もある。

ミキサー ミルミキサー 400ml ブレンダー ジューサー コンパクト YMH-400(W) ミルサー ジュースミキサー スムージー 離乳食 介護食 スープ 氷 山善 YAMAZEN ブラック/ホワイト

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《2年後の自分への備忘録》

  • 予算を抑えたい場合は、加熱機能なしのミキサーも選択肢

  • 最初は安価なミキサーで試して、必要なら後から買い足すのもあり

  • 介護食作りは「続けられる」ことが最優先

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3つの調理器具を使い分けている今の状況

3つの調理器具を買い揃えてから半年が経った。

母の介護食作りは、今でも毎日続いている。でも以前ほどの負担感はない。

レコルト自動調理ポットは、週に4〜5回使う。スープやおかゆを作る時。材料を入れてボタンを押して、他の作業をしている間に完成する。

コードレスのフードプロセッサーは、母の食事の最終調整に使う。とろみの濃さを変えたり、固さを調整したり。

ヤマゼンのミキサーは、友人から「使い方を教えてほしい」と言われた時に一緒に試した。価格の割に十分な性能だと思った。

介護食作りは「続けられる道具」を選ぶのが一番大事だと思う。

高機能な調理器具を買っても、使いこなせなかったら意味がない。逆に、安価なミキサーでも毎日使えるなら十分な価値がある。

ケアマネさんに「調理器具を相談する人は少ない」と言われた。でも調理器具の選び方で、介護者の負担は確実に変わる。

❓ よくある質問

介護食調理器具を選ぶ時、何を基準にすればいいですか?

毎日使うものなので、「洗い物が少ない」「操作が簡単」「放置できる」の3つを重視するといい。調理と撹拌が一体型だと洗い物が減る。ボタンを押して放置できるタイプは、他の作業と並行できる。予算と使用頻度を考えて選ぶのがおすすめ。

レコルト自動調理ポットとコードレスフードプロセッサーの違いは?

自動調理ポットは加熱+撹拌ができるので、材料を入れてボタンを押すだけで完成する。コードレスフードプロセッサーは加熱機能がないので、別途茹でる必要がある。でもコードレスはテーブルで最終調整ができるので、とろみの濃さを変えたい時に便利。

介護食調理器具は介護保険で買えますか?

介護保険の対象外なので、自費購入になる。ただし、調理器具は消耗品ではなく長期間使えるものなので、初期投資として考えるといい。

予算を抑えたい場合、どの調理器具がおすすめですか?

ヤマゼンのミルミキサー(YMH-400)は4,000円以下で、十分な性能がある。加熱機能はないけれど、茹でた野菜を撹拌するだけなら問題ない。最初はこのタイプで試して、必要なら後から加熱機能付きに買い足すのもあり。

まとめ|介護食調理器具は「続けられる」ものを選ぶ

今回の介護食調理器具選びで気づいたことを、次の自分が楽できるように残しておく。

  • 調理と撹拌が一体型だと、洗い物が減って時間が節約できる

  • ボタンを押して放置できるタイプは、他の作業と並行できる

  • コードレスタイプは、テーブルで最終調整ができるので便利

  • 予算を抑えたい場合は、加熱機能なしのミキサーも選択肢

  • 高機能な調理器具を買っても、使いこなせなかったら意味がない

  • 介護食作りは「続けられる」ことが最優先

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