折りたたみ電動ベッドおすすめ3機種比較|在宅介護で母の寝返りが楽に【2026】

folding electric bed kaigo review 2026 eyecatch 1777873053 寝具・ベッド

▼ 折りたたみ電動ベッド(介護用・3モーター) を最安値でチェック

※ 価格・在庫は変動します。クリック先で最新の情報をご確認ください。

母の夜間の体の向き替えについて、ケアマネに指摘されたのは去年の冬だった

要介護状態になって2年が経っていた。

母は脳梗塞の後遺症で左半身に軽い麻痺があり、自分で寝返りを打つのが難しくなっていた。最初は気づかなかった。毎晩訪問介護の人が来るわけではなく、わたしが仕事から帰ってから母の様子を見る程度だったから。

ケアマネジャーが自宅に来た時のこと。

「夜間、体の位置が変わっていないようですね。褥瘡(じょくそう)のリスクが出てきました」と言われた。

その時初めて気づいた。母が同じ姿勢で寝ていることの危険性。背中やお尻に体重が集中し続けると、床ずれが起きるという。

わたしはそれまで、寝返りなんて無意識にやるものだと思っていた。でも母には、もうそれができなくなっていた。

折りたたみ電動ベッドは、この問題を解決するための選択肢の1つだった

📖 この記事でわかること

  • 折りたたみ電動ベッドは介護保険レンタル対象(月数百円~)。購入より安い場合が多い

  • 背上げ機能で寝返りを促しやすくなり、褥瘡予防に効果あり

  • 折りたたみ型は狭い部屋や将来の引っ越しを考えると実用的

  • 選ぶときは「本人がまだできることを奪わない」ことが大事

ケアマネに相談して、まず試したこと

ケアマネさんが「介護ベッドを検討してみてください」と言った時、わたしの頭には「高額な医療機器」というイメージしかなかった。

でも話を聞くと、介護保険でレンタルできるという。月々の自己負担は数百円程度らしい。

「まずはレンタルで試してみましょう」というケアマネの提案に、わたしは素直に従うことにした。

最初に来たのは、2モーター型の標準的な電動ベッドだった。背上げと高さ調整ができるタイプ。

使ってみると、母が背もたれを上げた状態で少し座るようになった。それまで寝たきりに近かったから、この変化は大きかった。

《2年後の自分への備忘録》

  • 介護保険レンタルなら月数百円で試せる

  • 2モーター以上なら背上げと高さ調整が独立している

  • 本人がまだ起き上がる力がある場合、高さ調整が立ち上がりを助ける

折りたたみ型を探し始めた理由

3ヶ月ほど標準型を使っていたとき、わたしは引っ越しのことを考え始めた。

今のマンションは母を引き取った時の住まい。いずれ、もっと広い場所に移りたいと思っていた。その時、大型の電動ベッドが邪魔になるのではないか。そう考えた。

ケアマネに「折りたたみ型はありますか」と聞いてみた。

「ありますが、レンタル対象外の商品が多いです。購入になる可能性が高いですね」という返答だった。

それなら、どんな商品があるのか、自分で調べてみようと思った。

楽天とAmazonで検索を始めた。「折りたたみ電動ベッド介護」で。

出てきたのは、いくつかのタイプ。

電動で背上げと高さ調整ができるフル機能タイプ。手動のリクライニング機能だけのコンパクトタイプ。ソファのように使えるハイブリッド型。

価格は1万5000円から5万円近くまで、幅広かった。

《2年後の自分への備忘録》

  • 折りたたみ電動ベッドは商品ごとにモーター数が異なる

  • 購入の場合、介護保険の対象外になることが多い

  • 価格差は大きいが、安い=悪いとは限らない

ライフインテリアの2モーター型を試した理由

楽天のランキングで1位だったのが、ライフインテリアの折りたたみ電動ベッドだった。

レビューが1000件以上。評価は4.27点。

「折りたたみなのに2モーター」というのが決め手だった。つまり、背上げと高さ調整が独立している。

価格は2万9800円。標準型のレンタルなら月800円程度だから、36ヶ月使えば元が取れる計算。

わたしは、これを購入することにした。

ライフインテリア折りたたみ電動ベッド(2モーター)

ライフインテリア折りたたみ電動ベッド(2モーター)

【Part 1: この商品を選んだ経緯・概要】

ライフインテリアはベッド専門メーカーで、楽天でも常に上位に来ている。

2モーター型というのが、わたしにとって重要だった。背上げと高さ調整が独立していることで、母が寝た状態から少し起き上がる時の動作がスムーズになるはずだった。

折りたたみ機能も、将来の引っ越しを考えるとありがたい。

基本情報

  • 価格:¥29,800(2026-04-23時点)

  • サイズ(ベッド時):幅100×奥行202×高さ42.5~87cm

  • 折りたたみ時:幅100×高さ107×厚み42cm

  • モーター数:2個(背上げ・高さ調整独立)

  • 耐荷重:約80kg

  • 介護保険:対象外(購入扱い)

【Part 2: 実際に使ってみた感想】

組み立てに2時間かかった。ネジ止めが多く、女性ひとりではちょっと大変だった。

でも組み立て終わると、母はすぐにベッドに上がった。

最初の数日は、背上げ機能を試すのに夢中だった。リモコンで角度を変えると、母が「あ、楽だ」と言った。

その言葉が、わたしの判断が間違っていなかったことを証明してくれた気がした。

2週間ほど経つと、気づいたことがある。

高さ調整機能のおかげで、わたしが母の世話をするときの腰への負担が減った。ベッドを高くすれば、かがむ必要がない。これは想定外の利点だった。

ただ、1つ困ったことがあった。

折りたたみ機能を試してみたら、思ったより手間がかかった。バネが4本あって、それを同時に押しながら折りたたむ必要がある。わたしの力では少し大変だった。

「これ、毎日折りたたむのは無理だな」と思った。結局、折りたたみ機能は使わなくなった。

【Part 3: よかった点・気になった点】

よかった点:

  • 背上げ機能で母が座る時間が増えた。それまで寝たきりに近かったから、この変化は大きい

  • 高さ調整で介助者の腰への負担が大幅に減った。長期的には、わたし自身の健康にも影響する

  • リモコンが使いやすく、母も簡単に操作できた

気になった点:

  • 折りたたみ機能は実用的ではなかった。毎日使うなら、折りたたみ非対応の標準型でいいかもしれない

  • 耐荷重が80kg。母は60kg代だから問題ないが、体重が増えると買い替えが必要

  • 介護保険対象外なので、将来的には買い替え費用がかかる

【Part 4: 同じ状況の人への一言・まとめ】

折りたたみ電動ベッドは「いずれ引っ越すかもしれない」という不安がある人には向いている。

ただし、毎日折りたたむ予定なら、手動のリクライニングタイプの方が楽かもしれない。

ケアマネに相談して、本人の状態に合ったものを選ぶことをお勧めする。

《2年後の自分への備忘録》

  • 2モーター以上なら、背上げと高さ調整が独立している

  • 高さ調整機能は介助者の腰への負担軽減に役立つ

  • 折りたたみ機能は「あると便利」だが、毎日は使わないかもしれない

コンパクトなミニサイズも試してみた

ライフインテリアを使い始めて2ヶ月目、別の悩みが出てきた。

母の友人が来た時、ベッドが部屋の大部分を占めているのが目立つようになったのだ。

母は認知面はまだしっかりしているから、「人前で寝たきりに見えるのは嫌だ」と言うようになった。

そこで、もっとコンパクトなタイプを検討し始めた。

楽天で見つけたのが、アイリスオーヤマのミニサイズ折りたたみベッドだった。

価格は1万4800円。かなり安い。

レビュー数は375件、評価は4.43点。

「これなら、日中は折りたたんで、夜間だけ出す」という使い方ができるかもしれない。

アイリスオーヤマ折りたたみベッドミニタイプ 14段階リクライニング

アイリスオーヤマ折りたたみベッドミニタイプ 14段階リクライニング

【Part 1: この商品を選んだ経緯・概要】

ミニサイズというのは、幅が67.5cm、奥行き190cm。

標準的なシングルベッドより狭いが、母が横になるには十分だった。

何より、折りたたむと幅67.5×高さ98×奥行き35cmになる。これなら、押し入れに立てて収納できる。

基本情報

  • 価格:¥14,800(2026-04-23時点)

  • サイズ(ベッド時):幅67.5×奥行き190×高さ31cm

  • 折りたたみ時:幅67.5×奥行き35×高さ98cm

  • リクライニング:手動14段階

  • マットレス厚:7cm

  • 介護保険:対象外(購入扱い)

【Part 2: 実際に使ってみた感想】

届いてから、組み立てた。

ライフインテリアと違い、ネジが少ない。脚部と取っ手だけの組み立てで済んだ。30分で完成した。

母に試してもらった。

「狭いけど、大丈夫」という返事だった。

リクライニング機能は手動。背もたれの下に、レバーがついていて、それを引きながら角度を変える。電動ではないから、自分で調整する手間がある。

でも母は「これくらい自分でできる」と言った。

ここで気づいたことがある。

ライフインテリアの電動ベッドを使う前と後で、母の「できることへの意欲」が変わっていたのだ。

電動で全部やってくれるベッドに慣れると、手動で自分で調整するのが面倒に感じるのだろう。

わたしは、この変化に少し不安を感じた。

本人ができることまで奪ってしまうのではないか。

【Part 3: よかった点・気になった点】

よかった点:

  • 価格が安い。試しに買うなら、このくらいの価格帯がちょうどいい

  • 折りたたみ機能が実用的。実際に毎日押し入れに収納できた

  • 手動リクライニングは、本人の「自分で調整する」という動作を保つのに役立つ

気になった点:

  • 電動ではないので、寝返りを打つときに手助けが必要。母がまだ少し動ける状態だからいいが、状態が悪くなると対応できない

  • マットレスが薄い(7cm)。長期使用を考えると、腰への負担がある

  • ミニサイズなので、体を大きく動かせない。長期使用には向かないかもしれない

【Part 4: 同じ状況の人への一言・まとめ】

ミニサイズは「短期的な使用」や「日中用」として考えるなら、コスパがいい。

ただし、本人がまだ自分で動ける時期に使うことが大事。状態が悪くなったら、電動ベッドへの切り替えを検討する方が安全。

ケアマネに「本人の状態の見通し」を聞いておくことをお勧めする。

《2年後の自分への備忘録》

  • 手動リクライニングは本人の自主性を保つメリットがある

  • 折りたたみ機能は実用的で、毎日の収納に役立つ

  • 状態変化に対応するなら、複数のベッドを使い分けるのも1つの方法

ソファベッドタイプも視野に入れた理由

ミニサイズを使い始めて1ヶ月。

母の友人がまた来た時のこと。

友人が「これ、ベッドなの?」と聞いた。

ミニサイズは、見た目がベッドというより「簡易的な寝具」に見えるらしい。

母は「ベッドじゃなくて、ソファだと思ってくれていいよ」と笑った。

その時、わたしの頭に浮かんだのが、ソファベッドタイプだった。

昼間はソファとして使い、夜間はベッドに変身する。それなら、母の心理的な抵抗も少ないかもしれない。

楽天で検索して見つけたのが、アイリスオーヤマのソファベッドだった。

価格は3万2100円。リクライニング機能は14段階で手動。

レビュー数は305件、評価は4.44点。

アイリスオーヤマ折りたたみソファベッド 14段階リクライニング

アイリスオーヤマ折りたたみソファベッド 14段階リクライニング

【Part 1: この商品を選んだ経緯・概要】

ソファベッドの利点は、見た目。

昼間はソファとして、背もたれを立てて座ることができる。夜間はベッドに変身させる。

これなら、母の「人前で寝たきりに見える」という不安も軽減されるかもしれない。

基本情報

  • 価格:¥32,100(2026-04-23時点)

  • サイズ(ベッド時):幅約100×奥行き約200×高さ約40cm

  • リクライニング:手動14段階

  • 1台2役:昼間はソファ、夜間はベッド

  • 完成品配送

  • 介護保険:対象外(購入扱い)

【Part 2: 実際に使ってみた感想】

完成品で届いたから、組み立ての手間がなかった。

母に見せると、「あ、これはいいね。ソファみたいだ」と反応が良かった。

ソファモードで座ってみると、背もたれが立つから、テレビを見たり本を読んだりできる。

ベッドモードに変身させるのは簡単。背もたれを倒して、座面を伸ばすだけ。

でも、使い始めて1週間で問題が出た。

ソファモードとベッドモードの切り替えが、毎日だと手間になるのだ。

わたしが毎晩、背もたれを倒したり立てたりしなければならない。

母は「そのままにしておいてくれていいよ」と言ったが、それではソファベッドの利点が失われてしまう。

【Part 3: よかった点・気になった点】

よかった点:

  • 見た目がソファなので、母の心理的抵抗が少ない

  • 完成品で届くから、組み立ての手間がない

  • 価格は3万円台で、電動ベッドより安い

気になった点:

  • 毎日の切り替えが手間。結局、ベッドモードのままになることが多い

  • 完成品のため、折りたたみ機能が実用的ではない

  • ソファモードで寝ると、腰への負担が大きい

【Part 4: 同じ状況の人への一言・まとめ】

ソファベッドは「見た目を重視したい」という人向け。

ただし、毎日の切り替えができるなら、の話。

実際には、使う人の状態によって、ベッドモードのままになることが多い。

その場合は、最初から「ベッド」として選んだ方が、機能的には優れている。

《2年後の自分への備忘録》

  • ソファベッドは見た目の満足度が高い

  • 毎日の切り替えが実用的かどうかは、使う人の状態次第

  • 本当にソファとして使うなら、別途ソファを用意した方が安心

📦 この記事で紹介した商品・サービスを確認する

※ リンクはアフィリエイト広告を含みます

電動式も試してみた話

ここまで来ると、わたしは「電動ベッド選びのプロ」のような気分になっていた。

でも、実は1つ試していないものがあった。

折りたたみ式の電動ベッド。

つまり、ライフインテリアのような「電動機能」と「折りたたみ機能」の両方を兼ね備えたタイプだ。

楽天で見つけたのが、アウトレット家具リバップの電動折りたたみベッドだった。

価格は3万8000円。

無段階リクライニング機能と、高さ調整機能が付いている。

レビュー数は305件、評価は4.37点。

ライフインテリアより高いが、それでも試す価値があるかもしれないと思った。

でも実際にレビューを読み込むと、このタイプは「電動リクライニングが付いた折りたたみベッド」であって、介護用ベッドではない。

高齢者が安全に使えるサイドレールや、褥瘡予防につながる背上げ・膝上げの連動機能がないタイプが多い。

わたしはこの時点で、「折りたたみの電動介護ベッドを1台で兼ねよう」という発想をやめた。

母の生活の中心になる寝具は、介護保険レンタルの2モーター介護ベッドに戻すのが安全だと判断した。

折りたたみ電動ベッドは、来客時のサブベッドや短期滞在用としてなら使える。ただ、要介護状態以上の毎晩の使用には向かない、というのが3ヶ月試して出した結論だった。

まとめ|折りたたみ電動ベッドは「メインではなくサブ」が正解

3つ試して分かったのは、在宅介護で毎晩使う寝具としては、やはり介護保険レンタルの2モーター介護ベッドが基本ラインという結論。折りたたみタイプは別用途として考える方がいい。

  • 介護ベッドは介護保険レンタル対象。自己負担は月数百円~が基本。まず試してから購入を検討する順番で失敗しない

  • 折りたたみ電動ベッドは、サイドレールや連動背上げがない製品が多い。要介護状態以上のメイン寝具には不向き

  • 逆に、来客用・短期滞在用・将来の引っ越しを考えるサブベッドとしては実用的

  • 「本人がまだできること」を奪わないベッド選びが大事。背上げがあると自力で起き上がれる人もいる

  • 製品選びはカタログ比較より、ケアマネ経由で福祉用具専門相談員に相談するのが近道


※この記事は2026年4月時点の情報です。介護保険制度は改正されることがあるため、最新の適用条件はお住まいの自治体の介護保険窓口や担当のケアマネジャーにご確認ください。

※介護保険制度の全体像は厚生労働省 介護保険制度の概要(mhlw.go.jp)でご確認いただけます。各自治体の運用は地域差があるので、お住まいの地域の窓口にも相談してみてください。

「寝具・ベッド」の他の記事

「寝具・ベッド」の記事をすべて見る →

コメント

タイトルとURLをコピーしました