ケアマネさんに「ベッド、そろそろ替えません?」と言われたのは春だった
母の在宅介護を始めて3年が経った。
最初は普通の布団だった。それが起き上がりの負担になり、簡易的なベッド→介護ベッドへと段階的に変わっていった。
今回、ケアマネさんから「背上げだけじゃなくて高さ調整もあった方が、お母さん自身が楽ですよ」と言われた。
「2モーターベッド」という言葉をそこで初めて意識した。
ベッドのモーター数で、起き上がりやすさがこんなに違うとは思わなかった。
📖 この記事でわかること
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2モーターは「背上げ+高さ調整」の組み合わせで起き上がりを助ける
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宮棚付きだと、母が眼鏡や水をすぐ取れて便利
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レンタルだと交換も簡単
2モーターを検討し始めたきっかけ
ケアマネさんの訪問で「お母さん、起き上がる時に苦しそうですね」と指摘された。
それまで使っていたのは背上げだけの1モーター式。確かに母は背だけ起きても、足を下ろす時に「うっ」と苦しそうな顔をしていた。
理学療法士の方が「ベッドの高さを足が届く位置に調整できると、起き上がりがスムーズになる」と説明してくれた。
つまり、背上げと高さ調整を別々に動かせる2モーターの方が、母の体に合わせやすいということだった。
介護保険でレンタルできるので、月々の負担は数百円〜千円程度。
買い替えではなくレンタル交換なので、試してみることにした。
《2年後の自分への備忘録》
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1モーター=背上げのみ
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2モーター=背上げ+高さ調整(独立して動かせる)
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3モーターはさらに膝上げも追加(うちでは不要と判断)
宮棚付きにするかで迷った
福祉用具専門相談員さんが候補をいくつか持ってきてくれた。
価格帯はほぼ同じだったが、「宮棚付き」と「宮棚なし」のどちらにするかで悩んだ。
宮棚付きは頭側にLED照明とコンセントが付いている。フラットな宮棚なしタイプの方がすっきり見えるけれど、母が夜中に眼鏡や水を探すことが多いので、手元に置ける方がいいと判断した。
結果的に、宮棚付きの2モーターベッドを選んだ。
手すりも2個付いているので、起き上がりのサポートにもなる。
《2年後の自分への備忘録》
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宮棚付きタイプは母が眼鏡や水をすぐ取れる
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コンセントでスマホ充電もできる
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LED照明は夜中にトイレへ行く時に便利
設置してから1週間後
レンタル業者が設置に来てくれた。
古いベッドを引き取り、新しいベッドを組み立てて、動作確認まで全部やってくれる。
母は「これ、高さが変わるの?」と驚いていた。
最初は恐る恐るリモコンを押していたが、2日目には自分で背を起こして、高さを調整して足を床につけるまでの動作を覚えた。
高さ調整で足の裏がしっかり床につくようにすると、立ち上がる時の踏ん張りが効くらしい。
母の「うっ」という苦しそうな声が減った。
《2年後の自分への備忘録》
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足裏が床につく高さに調整できると、立ち上がりが楽
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リモコンに誤作動防止スイッチがある(母が間違えて押さない)
デメリットと気になった点
1ヶ月使ってみて、気になった点もある。
モーター音が少しする。背を起こす時はそんなに気にならないが、夜中に母が動かすと隣の部屋まで聞こえる。
ただ、これは1モーターの時も同じだったので、慣れた。
もう1つはマットレスの硬さ。ベッドとセットで届いたマットレスは硬質ウレタンで、母は「最初は固いと思った」と言っていた。けれど、柔らかすぎると起き上がりにくいので、ケアマネさんに相談して「このままでいいです」と返事した。
あと、設置スペースの問題。ベッド全体は幅101cm×長209cmなので、6畳の部屋にはぎりぎり収まったが、介助するための余白は思ったより狭い。
《2年後の自分への備忘録》
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モーター音は夜中に少し聞こえる
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マットレスの硬さは起き上がりやすさとトレードオフ
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6畳の部屋だと介助スペースがややきつい
OKIN社製モーターの別モデルも候補だった
選定時にもう1つ候補だったのが、ドイツOKIN社製モーター搭載の宮棚付きモデル。
相談員さんが「OKIN社製は静音性と耐久性で評価が高い」と言っていた。
価格は少し高めだったが、レンタルなので月々の差額は数百円。
結局、最初に紹介してもらったライフインテリアのモデルで十分だと判断して、OKIN版は見送った。
けれど、もしモーター音が気になるなら、OKIN社製も選択肢に入れるといいかもしれない。
《2年後の自分への備忘録》
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OKIN社製は静音性・耐久性で評価高い
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レンタルなので後から交換も可能
入浴介助の負担が限界になった時

ベッドの導入で母の起き上がりは楽になった。
けれど、わたし自身の負担は入浴介助で限界に近づいていた。
腰が抜けそうになる夜が続いたとき、ケアマネさんに「道具だけでは足りなくなる日が来る」と言われた。
イチロウ は介護保険外の自費サービスだけど、入浴だけ頼むこともできる。
夫は大阪に単身赴任中で週末しか帰らないので、外注も視野に入れた。
ケアマネに相談する前の選択肢として、知っておくと心が軽い。
《2年後の自分への備忘録》
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道具で解決できない部分は外注も選択肢
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介護保険外サービスもある
3ヶ月使ってみて
今のところ、2モーターベッドで特に不満はない。
母が自分でリモコンを押して、起き上がり→足を下ろす→立ち上がりの流れをできるようになった。
わたしの介助負担も減った。
ただ、状態は変わっていく。
ケアマネさんに「今度は膝上げも必要になったら、3モーターに交換できますよ」と言われた。
レンタルだから、その時に考えればいい。
❓ よくある質問
2モーターベッドは介護保険でレンタルできますか?
できます。ケアマネさんに相談すると、ケアプランに組み込んでもらえます。月々の自己負担は所得に応じて1〜3割で、数百円〜千円程度です。ただし、要介護度が軽度(要支援1・2 / 要介護1)の場合は原則として対象外なので、まずケアマネさんに確認してください。
宮棚付きと宮棚なし、どっちがいいですか?
母のように夜中に眼鏡や水を探すことが多いなら、宮棚付きの方が便利です。フラットな宮棚なしタイプの方がすっきり見えますが、手元に物を置けないので、その点は使う人の状況で判断してください。
2モーターと3モーターの違いは?
2モーターは背上げと高さ調整を別々に動かせます。3モーターはさらに膝上げが独立して動かせるので、脚のむくみがひどい人や関節が固まりやすい人に向いています。うちでは今のところ2モーターで足りています。
モーター音はうるさいですか?
多少は聞こえます。背を起こす時はそんなに気になりませんが、夜中に母が動かすと隣の部屋まで聞こえることがあります。気になる場合は、OKIN社製モーター搭載のモデルが静音性で評価が高いようです。
まとめ|2モーターベッドで起き上がりが楽になった
今回のベッド選びで気づいたことを、次の自分が楽できるように残しておく。
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2モーターは背上げと高さ調整を別々に動かせる
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足の裏が床につく高さに調整できると、立ち上がりが楽
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宮棚付きは母が眼鏡や水をすぐ取れて便利
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レンタルなので状態が変わったら3モーターへ交換も可能
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モーター音は夜中に少し聞こえる


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