紙パンツの中に尿取りパッドを重ねた、最初の春の記録
母が紙パンツに切り替えたのは2年目の春だった。
最初は紙パンツ1枚で済むつもりでいた。でも夜に1回漏れた。次の日、ケアマネさんに相談したら「紙パンツの中に尿取りパッドを入れる二重使いが基本ですよ」と言われた。
紙パンツ自体は介護保険の対象外。尿取りパッドはもっと完全に対象外で、ぜんぶ自費購入になる。一日3〜5枚使う消耗品なので、価格と吸収量と枚数のバランスで選ぶしかなかった。
紙パンツの中に重ねるパッドの吸収量を、時間帯ごとに変えると、漏れる回数がはっきり減った
📖 この記事でわかること
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紙パンツと尿取りパッドの二重使いが基本(ケアマネの助言)
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尿取りパッドは介護保険の対象外。ぜんぶ自費
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昼は吸収量2回前後、夜は6回吸収などの厚手に振り分けると漏れにくい
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自治体に紙おむつ支給制度がある場合は窓口で相談する価値あり
紙パンツだけでは足りなくなった日
最初の数日、紙パンツ1枚で運用していた。
日中はそれで間に合っていた。問題は夜だった。母は夜中に何度か起きるのだけど、間に合わなかった夜があって、シーツまで漏れた。シーツを洗うのは何度やっても気が重くなる作業で、その日の朝はしばらく動けなかった。
ケアマネさんに電話した。「紙パンツの中に尿取りパッドを入れる二重使いが基本です」と言われた。「紙パンツだけだと吸収量が足りない時間帯がありますから」とも。
それまで尿取りパッドという発想自体がなかった。紙パンツの中にもう1枚入れるのか、と最初は驚いた。でも翌日からその方式に切り替えた。
《2年後の自分への備忘録》
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紙パンツ1枚運用は昼間の短時間ならOK、夜と長時間外出はパッド併用が基本
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ケアマネに相談すると、紙パンツ・パッドの併用パターンを教えてもらえる
昼用にコスパで決めた一枚
最初に大量買いしたのが「ひまわり にっこり緑茶パッド」だった。
ひまわり にっこり緑茶パッド を選んだのは、ケース300枚入りで7,260円という単価の安さ。30枚×10袋。レビューも1,000件超えていて、似た境遇の人が長く使っているらしいとわかった。吸収量は2回分。
基本情報
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価格:¥7,260(2026-05-07時点・楽天価格)
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サイズ:24cm×53cm
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吸収量目安:おしっこ約2回分
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入数:30枚×10袋=300枚
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介護保険:対象外(自費購入)
昼間に紙パンツの中へ1枚重ねて使っている。母はトイレに自分で行ける時間帯もあるので、昼は2回吸収で十分足りる。
最初は2回吸収という量がピンと来ず、これで足りるか不安だった。実際には朝食後から昼までの数時間に1枚で、昼食後にトイレで自分で交換できる流れに落ち着いた。緑茶成分でにおいが立ちにくい点も助かっている。
よかった点:
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1枚あたり24円ほどでまとめ買いしやすい
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緑茶のカテキンでアンモニア臭が立ちにくい
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30枚×10袋なので袋を開ける頻度が減って管理が楽
気になった点:
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段ボールが大きいので玄関で受け取るのに少し邪魔になる
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夜には吸収量が足りないので併用が必要
「昼の短時間用に2回吸収を1枚」という運用なら、これで2年回している。夜用の厚手とは別系統で持っておくと考えるのが安全だと思う。
ひまわり にっこり緑茶パッド (2回吸収) ケース300枚
《2年後の自分への備忘録》
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昼用は2回吸収+単価24円前後でまとめ買いがコスパ的に妥当
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大箱は玄関スペースを確認してから注文する
夜用に吸収量で選び直した経緯
夜用には別系統のパッドを使っている。
夜の漏れを経験した直後に買ったのが「アテント 夜1枚安心パッド 6回吸収」だった。
アテント 夜1枚安心パッド 6回吸収 は名前のとおり夜だけで1枚で持つ設計。1ケース66枚で4,323円。レビュー数も多くて評価も高かったので、夜用の保険として選んだ。
基本情報
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価格:¥4,323(2026-05-07時点・楽天価格)
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吸収量目安:おしっこ約6回分
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入数:22枚×3袋=66枚
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介護保険:対象外(自費購入)
これに切り替えてから、夜の漏れは月に1回あるかないかになった。最初はもったいない気がして昼にも使っていたけど、6回吸収は厚みがあって日中だと違和感が出るので、いまは完全に夜専用に分けている。
よかった点:
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朝までシーツに到達することがほぼなくなった
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1枚で持たせる前提の設計なので夜中の交換が不要
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寝返りしてもズレにくい厚みがある
気になった点:
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厚みがある分、紙パンツ側にしっかり収めないと太腿側がもたつく
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単価は2回吸収より高めなので、昼に使うとコストが跳ねる
夜用の選択肢としてはこれに落ち着いている。母が脳梗塞の後遺症で夜トイレに立つのが難しい時間があるから、6回吸収で1枚通せる前提が安心だった。
アテント 夜1枚安心パッド 6回吸収 ケース66枚
《2年後の自分への備忘録》
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夜用は6回吸収などの厚手1枚で通すと夜中の交換負担が減る
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厚みは紙パンツに収まる長さか必ず先に確認する
もう1種類、夜用を予備に置いた話
もう1種類、夜用に置いてあるのが「P.U サルバ フリーネケア ナイトロング」。
P.U サルバ フリーネケア ナイトロング はアテントが急に欠品していた時に試した。30枚×3袋で90枚、5,841円。
基本情報
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価格:¥5,841(2026-05-07時点・楽天価格)
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入数:30枚×3袋=90枚
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介護保険:対象外(自費購入)
吸収量は同じくらい夜向けの厚手で、太腿側にギャザーがあるタイプ。アテントとフィット感が違って、母の体型ではこちらの方が太腿の食い込みが少なかった夜もあった。今はメインがアテント、補欠としてサルバ、という体制。
よかった点:
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太腿のギャザーがしっかりしていて横漏れに強い印象だった
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30枚×3袋の小ロット構成で在庫の入れ替えがしやすい
気になった点:
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1枚あたりの単価はアテントよりやや高め
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体格・寝姿勢でフィット感の好みが分かれる気がした
「アテントが合わない人もいるかも」と訪問看護師さんが言っていたのを思い出して、サルバも常備しておくことにした。両方持っておいて、その日の体調で使い分ける感じになった。
P.U サルバ フリーネケア ナイトロング ケース90枚
《2年後の自分への備忘録》
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夜用は2種類常備しておくと、欠品・体調変化にすぐ対応できる
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フィット感は商品ごとに違うので、最初は1袋単位で試すのが安全
動ける時間用にうす型へ切り替えた話
母はリハビリで日中歩く時間がある。
その時間帯に厚手のパッドを入れていると、足を運ぶたびにもたつくのが気になった。母から「歩きにくい」と言われたわけではない。わたしが横で見ていて、ペースが落ちてきたなと感じたのがきっかけだった。
そこで「P.U サルバ うす型安心 スーパーワイドパッド」をリハビリの時間用に追加した。
P.U サルバ うす型安心 スーパーワイドパッド。30枚×6袋で180枚、7,128円。
基本情報
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価格:¥7,128(2026-05-07時点・楽天価格)
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入数:30枚×6袋=180枚
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介護保険:対象外(自費購入)
うす型でもワイド形状なので吸収面積は確保されている。リハビリの時間帯と、デイサービスへの送迎前後がメインの使い時。
よかった点:
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厚手と比べて歩いた時のもたつきが減った
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ワイド形状で横もれの心配が小さい
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30枚×6袋で日中使い切りやすい単位
気になった点:
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吸収量は厚手より控えめなので長時間は持たない
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価格はにっこり緑茶パッドより1枚あたり高い
歩く時間がある人に、薄さ重視のパッドを別に持っておくのは選択肢として悪くないと思った。リハビリの効果を体感する場面で「動きやすさ」が変わってくる。歩行の負担については、ケアマネさんや理学療法士さんに相談した上でパッドを選ぶのが安心だと思う。
P.U サルバ うす型安心 スーパーワイドパッド ケース180枚
《2年後の自分への備忘録》
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動ける時間にはうす型を併用して、もたつきを減らす
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吸収量と動きやすさはトレードオフ。時間帯で振り分ける
短時間外出用に小さめのRパッド

通院や買い物に同行する短時間用に、もう1種類だけ小さめパッドを置いている。
P.U サルバ Rパッド。60枚×4袋で240枚、7,876円。
基本情報
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価格:¥7,876(2026-05-07時点・楽天価格)
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入数:60枚×4袋=240枚
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介護保険:対象外(自費購入)
うす型より小さい設計で、1〜2時間の外出にちょうどいい。普段の家の中ではほぼ使っていない。介護タクシーで通院する日の朝に、紙パンツに1枚だけ仕込んでいくケースが多い。
よかった点:
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小さく持ち運びやすいので外出バッグに数枚しのばせられる
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60枚×4袋で1袋ずつ使い切りやすい
気になった点:
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吸収量は控えめなので長時間外出には不向き
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単価は他のパッドと比べてそこまで安くない
外出用に1種類分けておくと、玄関で慌てる時間が減った。これは数字に出ないけど、地味に効いている部分だと思う。
P.U サルバ Rパッド ケース240枚
《2年後の自分への備忘録》
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外出用は小さめパッドを別ストックすると玄関でのバタバタが減る
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通院・買い物の時間帯に合わせて吸収量を選ぶ
2年経った今の使い分け
結局、5種類を時間帯と用途で振り分けるところに落ち着いた。
昼の家の中は2回吸収のにっこり緑茶パッド。夜は6回吸収のアテントを基本に、欠品時はサルバ。リハビリやデイサービスの動く時間はうす型。短時間外出はRパッド。最初は「どれが一番いい?」を探していたけど、答えは「時間帯ごとに分ける」だった。
紙おむつ・尿取りパッドの自費負担は地味に重い。年間で計算すると6〜10万円規模になる。自治体によっては要介護認定を受けた在宅介護向けに紙おむつ支給制度がある場合があると、ケアマネさんに教えてもらった。住んでいる市区町村の介護保険課に一度問い合わせてみる価値はある。
夫は単身赴任中で、平日のパッド管理はわたしひとりで回している。電話で愚痴ると「うん、大変だね」で終わるけど、それでもこの記録を共有しておくと、いつか必要になった時の参考になるかもしれない。
❓ よくある質問
尿取りパッドは介護保険でレンタルや支給を受けられますか?
尿取りパッドは介護保険の福祉用具貸与・特定福祉用具購入の対象外です。基本は自費購入になります。ただし自治体(市区町村)独自の紙おむつ支給制度がある場合があるので、お住まいの介護保険課やケアマネジャーさんに一度確認しておくと損がないと思います。
昼用と夜用のパッドはどう使い分ければよいですか?
昼間はトイレで自分で交換できる時間帯がある人なら2回吸収程度のうす型で足りることが多いです。夜は6回吸収などの厚手1枚で朝まで通す設計のものが向きます。我が家ではにっこり緑茶パッド(昼)とアテント夜1枚安心パッド(夜)に分けて運用しています。
1ヶ月の尿取りパッド代はどのくらいかかりますか?
母の場合、紙パンツ+尿取りパッドの併用で月5,000〜8,000円ほどになります。夜用の厚手は単価が高め、昼用はまとめ買いで単価24円前後に抑えています。家族構成と排尿回数で大きく変わるので、最初の1ヶ月は実費を記録しておくと予算が立てやすいです。
パッドが合わなくて漏れる時はどうすればいいですか?
まず吸収量と装着位置を見直します。それでも漏れる場合は別ブランド(アテントとサルバなど)を1袋単位で試すと体型・寝姿勢の相性が見えてきます。漏れが続く場合はケアマネさんや訪問看護師さんに相談し、紙パンツ側のサイズや種類の見直しまで一緒に検討してもらうと早いです。
まとめ|尿取りパッドは時間帯で振り分けると漏れが減る
今回の尿取りパッド選びで気づいたことを、次の自分が楽できるように残しておく。
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紙パンツと尿取りパッドの二重使いが基本(ケアマネ助言)
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尿取りパッドは介護保険の対象外。自治体の紙おむつ支給制度の有無は確認の価値あり
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昼用は2回吸収+まとめ買いで単価を下げる
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夜用は6回吸収などの厚手1枚で朝まで通す設計を選ぶ
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動ける時間用にうす型、外出用に小さめサイズを別ストックすると玄関で慌てない



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