エアマット選びで母の床ずれ予防に成功した話|介護ベッド用と誤解しやすい商品の見分け方

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床ずれ予防でエアマットを探し始めた日

母が寝返りを打つ回数が減ってきた。

訪問看護師が「そろそろ背中が赤くなり始めるかもしれません」と言った。

床ずれ、という言葉はそれまで聞いたことがあったけど、まさか母がその段階に来るとは思っていなかった。

ケアマネジャーに連絡したら、「床ずれ防止用具はレンタルできますが、まず軽いものから試すなら購入もあり」と言われた。それで検索を始めた。

📖 この記事でわかること

  • エアマットは「介護用電動タイプ」と「キャンプ用」が検索で混在していて紛らわしい

  • 床ずれ予防には「交互膨縮」機能があるタイプが必要

  • キャンプ用エアマットは空気を入れっぱなしで背中やお尻に体重が集中してしまう

  • 介護保険でレンタルできる製品もあるがケアマネ相談が前提

最初はキャンプ用を買いそうになった

楽天で「エアマット 介護」と検索した。

上位に出てきたのは足踏み式のエアマット。3,000円台で枕付き、レビューも200件以上。

「安いし、これでいいか」と思ってカートに入れかけた。

でも念のため商品説明を読んだら、「キャンプ用マット」「車中泊マット」「防災」と書いてあった。介護、という文字もあるにはあったが、キャッチコピーの一部だった。

これは違う、と気づいた。

キャンプ用と介護用の根本的な違い

キャンプ用のエアマットは、足踏み式で空気を入れて終わり。

空気を入れたままの状態で寝る。それだと背中やお尻にかかる体重が分散されない。

介護用のエアマットは、電動ポンプで空気を入れたり抜いたりする「交互膨縮」という仕組みがある。

左側の空気を抜いているあいだは右側が膨らんで体重を支える。その繰り返しで、同じ場所に体重が集中しないようにする。

訪問看護師が「これで背中やお尻に体重が集中しないようにできます」と説明してくれた。それが交互膨縮のことだった。

介護保険でレンタルできるかをケアマネに確認した

公園のベンチで疲れた表情のお爺さんに声をかける介護士の女性

ケアマネジャーに電話した。

「床ずれ防止用具は介護保険のレンタル対象です。ただし母さんは要介護3なので、レンタルできるかどうかは主治医の意見書次第です」と言われた。

「もし軽度の段階なら、簡易的な電動エアマットを自費購入する方もいます」とも。

それで改めて介護用のエアマットを探し直した。

ケープ マットレスエアマットレスエアドクター900 CR-268 幅90cmタイプ

ケープ マットレスエアマットレスエアドクター900 CR-268 幅90cmタイプ

電動エアマットを導入してみた結果

著作権に考慮した結果、皿を掲げる女性の写真

結局、ケープのエアドクター900を自費で購入した。

レビューが8件しかなかったが、全員が星5。「ロングセラー製品」「操作つまみが大きくて使いやすい」という評価を信じた。

届いてから気づいたのは、ポンプが薄型で介護ベッドのフットボードに掛けやすい形状になっていること。

空気を入れっぱなしではなく、常にポンプが動いている。音はほとんど気にならない。

母は最初「何か動いている」と気づいていたが、2日目には慣れた。

導入から3週間経って、訪問看護師が「背中の赤み、出ていませんね」と言った。

費用と介護保険適用について

ケープのエアドクター900は、わたしが買った時点で約57,000円だった。

介護保険でレンタルする場合、月額1,000〜2,000円程度(自己負担1割の場合)で借りられるケースもあるが、製品のグレードや事業者によって変わる。

わたしの母は要介護3で、主治医が「床ずれのリスクあり」と認めればレンタル可能だったが、「まず軽いタイプを試してから」という方針だったので自費購入にした。

もし本格的に床ずれができてしまったら、レンタルに切り替えることも視野に入れている。

キャンプ用と介護用を見分けるポイント

検索で出てくるエアマットは、介護用とキャンプ用が混在している。

見分け方は以下の通り。

  • 電動ポンプが付いている → 介護用の可能性が高い

  • 「交互膨縮」と書いてある → 介護用

  • 「足踏み式」「空気入れ不要」と書いてある → キャンプ用

  • 価格が3,000〜5,000円 → キャンプ用

  • 価格が30,000円以上 → 介護用

キャンプ用のエアマットにも「介護」というキーワードが入っていることがあるので、商品説明をしっかり読むことが必要。

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エアマットを使う前に確認すべきこと

帰る前に、修正箇所を確認する野良WEBディレクターの写真

エアマットを買う前に、ケアマネジャーに相談するのが一番確実。

介護保険でレンタルできる可能性があるし、本人の状態に合わないものを買ってしまうリスクも避けられる。

わたしの失敗は、最初にケアマネに相談せずに自分で検索してしまったこと。

キャンプ用を買ってしまっていたら、母の床ずれ予防には役に立たなかった。

❓ よくある質問

エアマットは介護保険でレンタルできる?

床ずれ防止用具として介護保険の対象になる。ただし要介護度や主治医の意見書によってレンタルできるかどうかが変わる。まずケアマネジャーに相談するのが確実。

キャンプ用エアマットは床ずれ予防に使える?

使えない。キャンプ用は空気を入れっぱなしで寝るだけなので、背中やお尻に体重が集中してしまう。介護用は交互膨縮という仕組みで体重を分散させる。

エアマットの電動ポンプの音はうるさい?

わたしが使っているケープのエアドクター900は、ほとんど気にならないレベル。夜中でも母は普通に眠れている。

エアマットを使えば床ずれは完全に防げる?

完全に防げるわけではない。寝返りの頻度や栄養状態、皮膚の状態にも左右される。定期的に背中やお尻の状態を確認して、赤みが出ていないかチェックすることが必要。

エアマットを自費で買う場合の価格は?

介護用の電動タイプは30,000〜70,000円が相場。キャンプ用は3,000〜5,000円だが、床ずれ予防には使えない。

まとめ|エアマット選びは「介護用」かどうかの確認が最優先

エアマット選びで一番大事なのは、キャンプ用と介護用を間違えないこと。

検索で出てくる商品は混在していて、「介護」という文字が入っていてもキャンプ用だったりする。

交互膨縮の機能があるかどうかが、床ずれ予防に使えるかどうかの分かれ目。

  • まずケアマネジャーに相談して、介護保険でレンタルできるかを確認する

  • 自費で買う場合は、電動ポンプ付きで「交互膨縮」と書いてあるものを選ぶ

  • キャンプ用のエアマットは安いが、床ずれ予防には役に立たない

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