母の飲み込みが弱くなった|介護食ととろみ剤を試した3ヶ月

kaigo shokuji toromi trial 2026 eyecatch 1777873097 食事・嚥下

▼ 「介護食」を最安値でチェック

※ 価格・在庫は変動します。クリック先で最新の情報をご確認ください。

飲み込む力が落ちてきた、と言われたのは冬のことだった

ケアマネジャーが自宅に来た時のこと。

「飲み込む力が落ちてきてますね。むせやすくなってないですか」と言われた。

その直後、栄養士さんが「とろみ剤を用意してください」と追加された。

それまで「とろみ」という概念がなかった。お茶にとろみをつけるなんて、と思った。

でも説明を聞くと、普通の水や茶は喉を通す速度が速すぎて、飲み込み反射が追いつかないらしい。とろみをつけると、液体がゆっくり喉を通るから誤嚥のリスクが下がるという。

母は脳梗塞の後遺症で左半身に軽い麻痺があるけど、認知面はまだしっかりしている。だから「これからはお茶にとろみをつけます」と説明したら、素直に受け入れてくれた。

📖 この記事でわかること

  • 介護食は「かみやすさ」と「飲み込みやすさ」を分けて考える必要がある

  • とろみ剤は常備品。ダマになりにくいものを選ぶと日々の負担が減る

  • 試食セットで複数の商品を試してから本格購入するのが失敗を減らせる

  • 介護食は介護保険の対象外なので自費購入になる

最初に困ったのはお粥の「固さ」だった

母の食事は元々やや柔らかめにしていた。

ただ、ケアマネさんの指摘を受けると「もっときちんと考えないといけないな」と思った。

介護食には「かみやすさ」と「飲み込みやすさ」の2つの軸があるらしい。母の場合は、かみやすさはまだ大丈夫だけど、飲み込む力が落ちてきた、ということだった。

ネットで調べると、介護食には UDF(ユニバーサルデザインフード) という区分があって、区分3「舌でつぶせる」か区分4「かまなくてよい」のどちらかを選ぶ必要があるとわかった。

母は「まだ自分で食べたい」という気持ちが強いから、区分3を選ぶことにした。

アイソカルのお粥を試してみた

最初に試したのが ネスレのアイソカル高カロリーのやわらかいごはん白がゆ だった。

100gのカップ入りで、1個150kcal。国産精米を使っていて、お米の味を活かしているというのが決め手だった。

アイソカル高カロリーのやわらかいごはん白がゆ 100g × 12個セット

アイソカル高カロリーのやわらかいごはん白がゆ 100g × 12個セット

実際に母に食べさせてみた。

「あ、お粥だ」と言った。味がちゃんとしているのがいいなと思った。

ただ、毎食これを用意するとなると、1食あたり300円程度かかる。月に3万円近くになる計算だった。

それに、ずっと同じ味だと飽きるんじゃないか、という心配もあった。

《2年後の自分への備忘録》

  • 1個100gはちょうど朝食のお粥くらいの量

  • 高カロリー設計だから栄養補給には効果的

  • ただし毎食これだと費用がかさむ

ホリカフーズのミキサー食セットを試した

そこで試してみたのが ホリカフーズの「おいしくミキサー初めてセット」 だった。

初回限定で3食分が1900円。複数の味(白がゆ、玉子がゆ、鶏だしがゆなど)と、照焼チキンや豚肉の煮込みなどの主菜も入っていた。

【送料無料】食事で元気!!おいしくミキサー初めてセット 【初回限定】

【送料無料】食事で元気!!おいしくミキサー初めてセット 【初回限定】

3日分で1900円なら、毎食300円のアイソカルより安い。

ペースト状で、見た目は「なんだこれ」という感じだけど、母が一口食べたら「ちゃんと豚肉の味がする」と言った。

それが意外だった。ペースト状だから味が薄くなるのかと思っていたけど、そうじゃなかった。

ただ、このセットは「初回限定」で1回だけ。継続購入できない仕様だった。

試食として考えると、これはいいなと思った。複数の味を一度に試せるから。

《2年後の自分への備忘録》

  • ペースト状でも素材の味が活きている

  • 初回限定なので継続購入できないのが惜しい

  • 常温保存で、電子レンジで温められるのは便利

とろみ剤が思った以上に大事だった

ただ、母の飲み込みの問題は、お粥だけじゃなくて「飲み物」だった。

お茶や水を飲むときに、たまにむせるようになっていた。

ケアマネさんから「とろみ剤を常備してください」と言われたのはそのためだった。

最初は「とろみ剤って何?」という感じだったけど、調べると アサヒグループ食品の「とろみエール」 が評判良かった。

【軽減税率】 【とろみ剤】アサヒグループ食品とろみエール 200gx6袋

【軽減税率】 【とろみ剤】アサヒグループ食品とろみエール 200gx6袋

使ってみたら、本当に溶けやすかった。

スプーンでお茶に混ぜるだけで、30秒くらいでダマなくとろみがつく。

とろみがつくと、母の飲み込みがスムーズになった。むせることがぐっと減った。

200g × 6袋で5280円。1袋200gだから、毎日使ってもけっこう持つ。

1kgサイズもあって、こっちは3294円。毎日使うなら1kgの方が割安だった。

《2年後の自分への備忘録》

  • ダマになりにくいのが最大のメリット

  • 味も変わらない(透明感のあるとろみ)

  • 常温保存で2年持つから、まとめ買いしてもいい

3ヶ月使ってみて気づいたこと

冬から春にかけて、この3つの商品を組み合わせて使ってみた。

朝はアイソカルのお粥、昼は普通の食事(やや柔らかめ)、夜はホリカフーズのミキサー食を時々、という感じ。

飲み物には毎回とろみエールを混ぜた。

母の飲み込みはだいぶ安定してきた。むせることがほぼなくなった。

ただ、毎月の費用は想像以上にかかった。

アイソカルを毎日使うと月1万円、ホリカフーズは試食セット限定だから継続できず、とろみエールは月500〜1000円くらい。

合わせて月1万5000円程度。

これは介護保険の対象外だから、全部自費だ。

ケアマネさんに相談したら「市区町村によっては介護食の補助金があるかもしれません」と言われたから、今度確認してみようと思っている。

《2年後の自分への備忘録》

  • 介護食は介護保険の対象外なので全て自費購入

  • 市区町村の補助金制度がある場合があるので確認する価値あり

  • 毎日の食事で使うものだから、費用と栄養のバランスを考える必要がある

今後の計画

4月に入ってから、別の商品も試してみたいと思っている。

毎月1万5000円は正直きつい。もう少し安くて、栄養もある商品を探したい。

ホリカフーズは初回限定セットしか試してないから、通常商品も試してみる価値があると思う。

とろみエールは継続確定。これがなくなったら、母の飲み込みに不安が戻る。

あとは、自分で簡単に作れる介護食のレシピも増やしたい。毎日買うだけじゃなく、自分で調理できるものがあれば、費用も抑えられるはずだ。

まとめ|介護食は「試食→選択→継続」の3ステップで

飲み込む力が落ちてきたときに、いきなり高い商品を買うのは失敗のもと。

初回限定セットのような試食商品で複数の味を試してから、本格購入するのが正解だった。

とろみ剤は「あると便利」ではなく「必須」。ダマになりにくいものを選ぶだけで、毎日の介護負担がぐっと減る。

介護食は介護保険の対象外だから、自費購入になる。ただ、市区町村の補助金制度がある場合もあるので、ケアマネさんに確認する価値はある。

母はまだ「自分で食べたい」という気持ちが強いから、区分3(舌でつぶせる)で十分。状態が変わったら、その時点で区分4(かまなくてよい)に切り替えるつもりだ。

📦 この記事で紹介した商品・サービスを確認する

※ リンクはアフィリエイト広告を含みます

ほたる在宅介護ブロガー(40代・経理職)母の在宅介護3年目。介護の専門資格は持っていません。わたしと家族が使ってきた道具のリアルな感想を書きます。道具選びで迷う同世代に向けて。X @hotaru_kaigo

※この記事は2026年4月時点の情報です。介護保険制度は改正されることがあるため、最新の適用条件はお住まいの自治体の介護保険窓口や担当のケアマネジャーにご確認ください。

※介護保険制度の全体像は厚生労働省 介護保険制度の概要(mhlw.go.jp)でご確認いただけます。各自治体の運用は地域差があるので、お住まいの地域の窓口にも相談してみてください。

📚 この記事で参考にした公的情報

※ この記事は在宅介護3年目の家族による実体験ベースの記録です。医療・介護の専門資格は保有していません。介護保険適用の最新情報や個別の判断は、お住まいの地域包括支援センター・ケアマネジャー・主治医にご確認ください。最終更新:2026年5月

「食事・嚥下」の他の記事

「食事・嚥下」の記事をすべて見る →

コメント

タイトルとURLをコピーしました