介護食を作る時間が、平日の夕方を削っていた
母の介護食を作り始めて1年半が経った。
飲み込む力が落ちてきて、普通の食事をそのまま出せなくなったのは去年の夏だった。ケアマネさんに「とろみ剤を用意してください」と言われて、初めて「介護食」という概念が日常に入ってきた。
最初は市販の介護食レトルトを買って済ませていたけれど、毎食続けると母が飽きてしまった。栄養士さんに相談したら「手作りできるなら、家族と同じメニューを刻んでとろみをつける方法もあります」と教えてもらった。
それから毎日、ミキサーで刻む作業が始まった。
仕事から帰って夕食を作る時間に、母の分だけミキサーにかける手間が加わった
📖 この記事でわかること
-
介護食調理は毎日のことなので、手間が少ない調理器具を選ぶのが重要
-
レコルト自動調理ポットは材料を入れてボタンを押すだけで、加熱・撹拌まで自動化できる
-
仕事と介護の両立で時間がない人向けの選択肢
最初に買ったミキサーが続かなかった理由
介護食作りを始めた時、家にあった普通のミキサーを使っていた。
野菜を茹でてミキサーに入れて、撹拌して、容器に移して、またミキサーを洗う。この工程が毎食だと地味に負担だった。
特に朝の時間。わたしは経理職でフルタイムだから、母の朝食を作ってから出社する。ミキサーを洗う時間が10分削られるだけで、毎朝の余裕が変わった。
夫は単身赴任中で平日は完全にひとり。時短できる部分は全部削りたかった。
栄養士さんに「調理と撹拌が一体になった調理器具もありますよ」と聞いた時、最初は「そんな便利なものがあるのか」と思った。
《2年後の自分への備忘録》
-
介護食作りは「毎日続く」ので、手間が1つでも減ると全体の負担が軽くなる
-
調理と撹拌が一体型だと、鍋とミキサーを両方洗う手間がなくなる
レコルト自動調理ポットに決めた理由
ネットで「介護食 調理器具」と検索すると、いくつかのメーカーが出てきた。
その中でレコルト自動調理ポット RSY-2を選んだのは、レビュー件数が多かったから。
7000件以上の口コミがあって、評価が4.71と高かった。実際に使っている人の数が多いと、失敗のリスクが低いと思った。
価格は13,200円(2026年5月時点)。正直、安くはない。でも毎日使うものだし、時間が買えるなら出す価値はあると判断した。
基本情報
-
価格:¥13,200(2026年5月時点)
-
容量: 600ml(スープなら2〜4人分)
-
サイズ: 幅16.5×奥行12×高さ23.3cm
-
重量: 約970g
-
消費電力: 600W(加熱・撹拌モード)/ 55W(保温モード)
-
モード: スープ・ペースト、おかゆ、豆乳、ジュース、保温の5つ
-
介護保険: 対象外(自費購入)
決め手は「材料を入れてボタンを押すだけ」という手軽さ。加熱しながら撹拌してくれるので、鍋で茹でてからミキサーにかける手間が1ステップ消える。
楽天で注文して3日後に届いた。
実際に使ってみて気づいたこと
最初に作ったのは、夕食のポタージュスープ。
玉ねぎとジャガイモを適当な大きさに切って、水と一緒に本体に入れた。「SOUP&PASTE」モードを選んでボタンを押す。あとは放置。
40分後、蓋を開けると温かいポタージュスープができていた。
撹拌の音はそれなりにするけれど、キッチンで他の作業をしている間に完成する。母の夕食用に取り分けて、残りはわたしも飲んだ。
翌朝はおかゆモードで、米と水を入れて30分。普通のおかゆができた。母の分だけ別にとろみ剤を足して、飲み込みやすくした。
よかった点:
-
調理と撹拌が一体なので、洗い物が1つで済む
-
ボタンを押したら放置できるので、他の作業と並行できる
-
容量が600mlなので、母の分だけでなく家族分も作れる
-
内部がセラミックコーティングで、焦げ付きにくい
気になった点:
-
サイズがやや大きめなので、置き場所を考える必要がある
-
撹拌音は静かではない(キッチンで使う分には問題ない範囲)
-
氷を砕く機能もあるが、家庭用製氷機の氷(2.5cm以下)に限定される
2週間使ってみて、明らかに夕方の時間に余裕ができた。夕食を作りながら母の介護食も同時進行できる。
ケアマネさんに「最近、調理が楽になったみたいですね」と言われた。多分、わたしの表情が少し変わったのかもしれない。
★楽天1位【30レシピ+選べる2特典】レコルト 自動調理ポット RSY-2 自動調理 正規品recolte Auto Cooking Pot 電気 ミキサー ブレンダー 豆乳メーカー スープメーカー スープ スープジャー 小型 レシピ付き◇離乳食 介護食 豆乳機 保温 氷OK 送料無料 P10倍
《2年後の自分への備忘録》
-
介護食調理器具は「調理と撹拌の一体型」を選ぶと洗い物が減る
-
レビュー件数が多い商品は、実際に使っている人の声が参考になる
-
価格は高めでも、毎日使うものは時間が買えると思えば出す価値がある
コードレスタイプのフードプロセッサーも試してみた
レコルトの自動調理ポットを使い始めて1ヶ月後、もう1つ買い足した。
レコルト フードプロセッサー コードレス ボンヌ。コードレスで、刻む・つぶす・泡立てる・砕くの4機能が使える。
価格は9,900円(2026年5月時点)。レビュー件数は4,969件で、評価は4.70。
こちらは「加熱しない」タイプ。すでに茹でた野菜を刻んだり、とろみをつけた後のペースト化に使う。
基本情報
-
価格:¥9,900(2026年5月時点)
-
容量: 500ml
-
充電式コードレス(USB充電)
-
機能: 刻む・つぶす・泡立てる・砕く(氷OK)
-
介護保険: 対象外(自費購入)
コードレスの利点は、テーブルでそのまま使えること。母の食事を出す直前に、テーブルの上で最終調整ができる。
例えば、母の好みでとろみの濃さを変えたい時。レコルトの自動調理ポットで作ったスープを少しだけ取り分けて、コードレスのフードプロセッサーでさらに撹拌する。とろみ剤を追加して混ぜる。そのまま器に移せる。
2つを使い分けるようになって、介護食作りの自由度が上がった。
よかった点:
-
コードレスなので、キッチン以外でも使える
-
充電式で、コンセントの位置を気にしなくていい
-
500mlサイズで、母の1食分にちょうどいい
気になった点:
-
加熱機能はないので、別途茹でる必要がある
-
充電を忘れると使えない(フル充電で約20回使用可能)
2つの調理器具を使い分けるのは、最初は「無駄では?」と思った。でも実際に使ってみると、加熱が必要な時とそうでない時で明確に分かれた。
楽天1位【3大特典付+32レシピ】フードプロセッサー コードレス レコルト ボンヌ ブレンダー ミキサー 氷も砕ける 電動 充電式 フードカッター ミンチ ミル機能 スムージー 離乳食 介護食 フードチョッパー みじん切り 便利 送料無料 P10倍
《2年後の自分への備忘録》
-
「加熱+撹拌」と「撹拌のみ」の2つを使い分けると、介護食作りの幅が広がる
-
コードレスタイプは、テーブルで最終調整ができるのが便利
-
充電式は、フル充電で約20回使用可能(約2週間分)
予算を抑えたい人向けのミキサーも見つけた
レコルトの調理器具を使い始めて3ヶ月後、友人に「介護食作りって大変?」と聞かれた。
その友人は母親の介護を始めたばかりで、調理器具を探していた。わたしが使っているレコルトの話をしたら、「予算的に厳しい」と言われた。
そこで調べて見つけたのが、ヤマゼン ミルミキサー YMH-400。価格は3,980円(2026年5月時点)。
レビュー件数は3,800件で、評価は4.28。レコルトほどではないけれど、十分な評価だった。
基本情報
-
価格:¥3,980(2026年5月時点)
-
容量: 400ml
-
機能: ミキサー、ミル(乾物・濡れ物両対応)
-
サイズ: 幅10×奥行10×高さ27.5cm
-
介護保険: 対象外(自費購入)
このミキサーは「加熱機能なし」で、茹でた野菜を撹拌するだけ。でも価格が4,000円以下なので、最初の1台として十分だと思った。
友人に勧めて、実際に買ってもらった。1ヶ月後に「毎日使っている」と報告があった。
よかった点(友人談):
-
価格が安いので、試しに買いやすい
-
小型で場所を取らない
-
ミルとしても使えるので、ふりかけ作りにも使える
気になった点(友人談):
-
加熱機能がないので、別途鍋で茹でる必要がある
-
容量が400mlなので、家族分を一度に作るには小さい
予算を抑えたい人には、この選択肢もある。
ミキサー ミルミキサー 400ml ブレンダー ジューサー コンパクト YMH-400(W) ミルサー ジュースミキサー スムージー 離乳食 介護食 スープ 氷 山善 YAMAZEN ブラック/ホワイト
《2年後の自分への備忘録》
-
予算を抑えたい場合は、加熱機能なしのミキサーも選択肢
-
最初は安価なミキサーで試して、必要なら後から買い足すのもあり
-
介護食作りは「続けられる」ことが最優先
3つの調理器具を使い分けている今の状況
3つの調理器具を買い揃えてから半年が経った。
母の介護食作りは、今でも毎日続いている。でも以前ほどの負担感はない。
レコルト自動調理ポットは、週に4〜5回使う。スープやおかゆを作る時。材料を入れてボタンを押して、他の作業をしている間に完成する。
コードレスのフードプロセッサーは、母の食事の最終調整に使う。とろみの濃さを変えたり、固さを調整したり。
ヤマゼンのミキサーは、友人から「使い方を教えてほしい」と言われた時に一緒に試した。価格の割に十分な性能だと思った。
介護食作りは「続けられる道具」を選ぶのが一番大事だと思う。
高機能な調理器具を買っても、使いこなせなかったら意味がない。逆に、安価なミキサーでも毎日使えるなら十分な価値がある。
ケアマネさんに「調理器具を相談する人は少ない」と言われた。でも調理器具の選び方で、介護者の負担は確実に変わる。
❓ よくある質問
介護食調理器具を選ぶ時、何を基準にすればいいですか?
毎日使うものなので、「洗い物が少ない」「操作が簡単」「放置できる」の3つを重視するといい。調理と撹拌が一体型だと洗い物が減る。ボタンを押して放置できるタイプは、他の作業と並行できる。予算と使用頻度を考えて選ぶのがおすすめ。
レコルト自動調理ポットとコードレスフードプロセッサーの違いは?
自動調理ポットは加熱+撹拌ができるので、材料を入れてボタンを押すだけで完成する。コードレスフードプロセッサーは加熱機能がないので、別途茹でる必要がある。でもコードレスはテーブルで最終調整ができるので、とろみの濃さを変えたい時に便利。
介護食調理器具は介護保険で買えますか?
介護保険の対象外なので、自費購入になる。ただし、調理器具は消耗品ではなく長期間使えるものなので、初期投資として考えるといい。
予算を抑えたい場合、どの調理器具がおすすめですか?
ヤマゼンのミルミキサー(YMH-400)は4,000円以下で、十分な性能がある。加熱機能はないけれど、茹でた野菜を撹拌するだけなら問題ない。最初はこのタイプで試して、必要なら後から加熱機能付きに買い足すのもあり。
まとめ|介護食調理器具は「続けられる」ものを選ぶ
今回の介護食調理器具選びで気づいたことを、次の自分が楽できるように残しておく。
-
調理と撹拌が一体型だと、洗い物が減って時間が節約できる
-
ボタンを押して放置できるタイプは、他の作業と並行できる
-
コードレスタイプは、テーブルで最終調整ができるので便利
-
予算を抑えたい場合は、加熱機能なしのミキサーも選択肢
-
高機能な調理器具を買っても、使いこなせなかったら意味がない
-
介護食作りは「続けられる」ことが最優先



コメント