母の転倒防止に滑り止めシートを試した|廊下と浴室で使えるものを選び直した話

image 安全・転倒予防

訪問看護師から「床が滑りやすい」と指摘されたのは、2月の寒い朝だった

母が浴室の入口で足を滑らせた。

大きく転ぶまではいかなかったけど、ヒヤッとした。廊下もフローリングで、靴下を履いていると滑る。訪問看護師に「床の素材、確認してますか」と言われた。

わたしも転倒のリスクは意識していた。でも「どの滑り止めシートを選べばいいのか」で迷っていた。

滑り止めシートは介護保険の対象外。自費で買うしかない

📖 この記事でわかること

  • 滑り止めシートは介護保険の対象外で自費購入

  • 廊下には厚手のマット型、浴室には貼るタイプが合った

  • 選ぶときは床の素材と本人の動線を確認してから

滑り止めシートを探し始めたきっかけ

母が脳梗塞で倒れてから3年。左半身に麻痺があって、歩くときはバランスが不安定。

訪問看護師が「廊下と浴室、両方に滑り止めを敷いたほうがいい」と言った。

わたしは最初、滑り止めシートと滑り止めマットの違いがよくわかっていなかった。ネットで検索すると、薄いシートから厚手のマットまでいろいろ出てくる。

ケアマネに相談したら「介護保険では買えないので、ホームセンターか楽天で探してください」と言われた。

基本情報

  • 介護保険:対象外(自費購入)

  • 価格帯:500円〜3,000円程度

  • 種類:貼るタイプ・置くタイプ・マットタイプ

最初に買ったのは薄い貼るタイプだった

最初に買ったのは、HINODE ノンスリップシート。A4サイズで薄くて自由にカットできるタイプ。

レビュー件数が1,000件以上あって評価も高かったので、これなら安心だろうと思った。

届いて廊下に敷いてみた。薄いからつまずかない。これは良いと思った。

でも母が歩いたら、シート自体がズレた。

粘着タイプじゃなくて、床と物の間に挟む設計だった。廊下のように「上に何も置かない場所」には向いてなかった。

よかった点:

  • 薄いので段差ができない

  • 自由にカットできる

  • 価格が安い

気になった点:

  • 上に何も置かないとズレる

  • 廊下のように動線がある場所には不向き

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《2年後の自分への備忘録》

  • 廊下には向かなかった

  • カーペットの下に敷くなら良さそう

  • 次は置くタイプを探す

浴室用に貼るタイプを買い足した

バスボードの写真

浴室は廊下と違って、濡れる。

「貼るお風呂の滑り止めシート」という商品を見つけた。粘着剤で浴室の床に貼るタイプ。パープル色で、高齢者が識別しやすいらしい。

お風呂 滑り止め シートを試してみた。3枚セットで、洗い場の床と浴槽内に貼れる。

貼ってみたら、母が「滑らなくなった」と言った。

濡れても滑りにくい素材で、起毛風の手触りだった。洗い場の床に2枚、浴槽の底に1枚貼った。

2週間使ってみて、今のところ剥がれてない。中性洗剤でのお掃除は可能。塩素系の洗剤はシートにかからないようにしている。

よかった点:

  • 濡れても滑りにくい

  • パープル色で母にも見やすい

  • 自由にカットできる

気になった点:

  • 塩素系洗剤が使えない

  • 使用目安は6ヶ月(定期的に買い替え必要)

基本情報

  • 価格:¥2,480(2026年6月2日時点)

  • サイズ:1枚あたり 16.5cm×29.5cm

  • 入数:3枚

  • 介護保険:対象外

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《2年後の自分への備忘録》

  • 浴室には貼るタイプが合っていた

  • 半年後に交換が必要

  • 廊下はまだ解決していない

廊下用に厚手のマットタイプを試した

廊下の滑り止め問題は、まだ解決していなかった。

カーペット滑り止めパッドという商品を見つけた。10cm×10cmの小さなパッドを8枚セットで使う。

最初は「小さすぎるかも」と思った。

でも廊下の母の動線を観察したら、いつも同じ場所を通る。ドアの前、廊下の角、トイレの入口。そこにパッドを貼ってみた。

粘着面がアクリル系で、床にしっかりくっつく。シートを貼り直す時は、粘着面を1〜2日乾燥させれば繰り返し使える。

母が1週間歩いてみて、「足元が安定する」と言った。

よかった点:

  • 必要な場所だけに貼れる

  • 繰り返し使える

  • 濡れタオルで拭けば清潔に保てる

気になった点:

  • 10cm四方なので広い範囲には向かない

  • 埃やゴミが付きやすい

同じ状況で迷っている人がいたら、まず母の動線を確認してから選ぶことをおすすめする。浴室なら貼るタイプ、廊下の一部ならパッドタイプ、広い範囲ならマットタイプが合う。

繰返し使えるカーペット滑り止めパット マニュアル付き パッド 絨毯 じゅうたん ラグ 滑り止めシート スリップ防止 シート テープ シール ラグ 畳 固定用シール 安心滑り止めシート 滑り止めシート ズレ防止 転倒 事故 防止 介護

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《2年後の自分への備忘録》

  • 動線を確認してから貼る位置を決めた

  • 8枚あれば主要な場所をカバーできる

  • 定期的に濡れタオルで拭く

滑り止めシートだけでは足りなくなった時

道具だけでは足りなくなる日が来る。

母の麻痺が進んで、シートを敷いても転ぶリスクが高まったら、外部サービスも視野に入れるべきだと思った。

訪問看護師に「手すりの設置も検討してください」と言われた。手すりは介護保険のレンタル対象になることもある。

ケアマネに相談する前の選択肢として、自分で何ができるかを知っておくと心が軽い。

《2年後の自分への備忘録》

  • 道具だけでは限界がある

  • ケアマネに相談するタイミングを見極める

  • 手すりの設置も検討する

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2ヶ月使ってみた今の感想

滑り止めシートを使い始めて2ヶ月。

母は浴室で滑ることがなくなった。廊下も、パッドを貼った場所では足元が安定している。

ただ、滑り止めシートは消耗品。浴室用は6ヶ月で交換が必要。廊下のパッドも、埃が付いたら濡れタオルで拭く手間がある。

「一度買えば終わり」ではなく、「定期的にメンテナンスする」という前提で選んだほうがいい。

訪問看護師が言っていた「床の素材を確認する」という言葉の意味が、使ってみてわかった。

❓ よくある質問

滑り止めシートは介護保険でレンタルできますか?

介護保険の対象外です。自費で購入する必要があります。価格帯は500円〜3,000円程度で、楽天やAmazonで買えます。

廊下と浴室で同じ滑り止めシートを使えますか?

使えません。廊下にはマット型やパッド型、浴室には濡れても滑りにくい貼るタイプが適しています。床の素材と使う場所で選ぶ必要があります。

滑り止めシートはどれくらいの期間使えますか?

浴室用の貼るタイプは使用目安が6ヶ月です。廊下用のパッド型は繰り返し使えますが、埃が付いたら濡れタオルで拭く必要があります。

滑り止めシートを選ぶ時の注意点は何ですか?

母の動線を確認してから選ぶことです。いつも通る場所、滑りやすい場所を観察して、そこに合うタイプを選ぶと無駄がありません。

まとめ|滑り止めシートは場所で使い分ける

今回の滑り止めシート選びで気づいたことを、次の自分が楽できるように残しておく。

  • 滑り止めシートは介護保険の対象外で自費購入

  • 浴室には貼るタイプ、廊下の一部にはパッド型が合った

  • 母の動線を観察してから選ぶと無駄がない

  • 定期的なメンテナンス(拭き掃除・交換)が必要

  • 道具だけで限界を感じたらケアマネに相談

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