夜中のナースコールが止まらない|見守りカメラを導入した夜

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夜中のナースコール、ついに限界だった

母の枕元に置いたナースコール。

最初は「トイレに行きたい時に使って」と渡したつもりだった。

でも認知症が進んでくると、同じボタンを 1 時間に 3 回鳴らす。寝室から飛び起きて駆けつけると「何でもない」「ただ確認したかった」と言われる。

夜中の 2 時、4 時、6 時。仕事は平日 9 時から。体が保たない。

この記事は、夜中の見回り・ナースコール対応で限界だったわたしが、見守りカメラを導入した話です。

📖 この記事でわかること

  • 見守りカメラを導入して、夜中のナースコール対応が週 5 回→週 1 回に減った

  • 費用は 3,000〜8,000 円(介護保険対象外・自費購入)+ Wi-Fi 環境必須

  • 完璧な解決策ではないが、わたしの睡眠時間が 4 時間→6 時間に戻った

夜中に何度も起こされるループ

母が寝室にいる。わたしは隣の部屋。

ナースコールが鳴る。飛び起きる。母の部屋へ。

「トイレ?」と聞くと「いや、大丈夫」。

30 分後、また鳴る。また飛び起きる。「どうした?」「何でもない」。

これが毎晩 2〜3 回続くと、わたしは熟睡できなくなった。仕事中に睡魔が来る。経理の数字を見ていても頭に入らない。

ケアマネに相談したら「離床センサーもあるけど、お母さんの場合はまず『見守りカメラで様子を確認してから行くかどうか判断する』ほうが介護者の負担が減りますよ」と言われた。

見守りカメラを探し始めた理由

迷子をスマホのGPSで探す困惑した介護士

見守りカメラというと、最初は「監視してるみたいで嫌だ」と思った。

でもケアマネの話を聞いて、少し考えが変わった。

「ナースコールが鳴る→すぐ駆けつける」のループを繰り返すと、母も「呼べばすぐ来てくれる」安心感で、本当に必要な時以外も鳴らすようになる。

逆に、カメラでスマホから様子を見て「寝返りを打っただけ」「起きてないな」と判断できれば、行かなくていい。母も「呼ばなくても見守られている」安心感がある、という。

それで、ネットで見守りカメラを探し始めた。

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入浴介助で腰が限界なら、自費の訪問介護で入浴だけ頼む選択肢もある。わたしはイチロウというサービスをケアマネに教えてもらった。介護保険外のサービスなので全額自費だけど、入浴だけ 1 回 2,000 円〜で頼める。腰を痛めて母を持ち上げられなくなる前に、頼れるところは頼った方がいい。

実際に購入して設置してみた

楽天で見守りカメラを検索すると、2,000 円台から 8,000 円台まで色々ある。

わたしが選んだのは HeimVision のネットワークカメラ。Wi-Fi 接続できて、スマホアプリで映像を見られるタイプ。

価格は 7,480 円。ペット用としても売られているけど、介護見守りにも使える仕様になっていた。

設置は意外と簡単だった。母の部屋の棚の上に置いて、Wi-Fi 設定をスマホアプリで済ませるだけ。工事不要。

最初は「カメラで見られてる」と母が嫌がるかと思ったけど、「わたしが夜中に様子を見るためだよ」と説明したら「そうか、それならいいよ」と納得してくれた。

HeimVision ネットワークカメラ WiFi スマホ対応 3MP 子供/ペット/介護見守りカメラ

HeimVision ネットワークカメラ WiFi スマホ対応 3MP 子供/ペット/介護見守りカメラ

実際に使ってみて変わったこと

ナースコールが鳴った時、まずスマホでカメラ映像を見る。

母が起き上がっているなら駆けつける。寝返りを打っただけなら、様子を見る。

この「確認してから行く」ステップが入るだけで、夜中の駆けつけ回数が週 5 回→週 1 回に減った。

わたしの睡眠時間が 4 時間→6 時間に戻った。仕事中に眠くならなくなった。

母も「カメラで見守られている」安心感があるのか、ナースコールを鳴らす頻度が少し減った気がする。

完璧ではない。カメラの角度によっては死角がある。暗視機能があるけど、真っ暗だと細かい動きは見えにくい。

でも、導入前より明らかに楽になった。

費用・介護保険適用の有無

見守りカメラは 介護保険対象外。全額自費での購入になる。

わたしが買ったのは 7,480 円。安いもので 2,000 円台、高機能なもので 1 万円超のものもある。

Wi-Fi 環境は必須。わたしの家は元々 Wi-Fi があったので追加費用ゼロだったけど、Wi-Fi がない家は別途ルーター代がかかる。

ケアマネに相談したら「見守りセンサー(離床センサー)なら介護保険でレンタルできるけど、カメラは対象外です」と言われた。

でも、レンタルの離床センサーは月額 500〜1,000 円かかる。わたしの場合は買い切りの見守りカメラの方が安く済んだ。

介護保険を使いたい場合は、ケアマネに「離床センサーのレンタル」を相談するといい。

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在宅介護の写真

夜中の見回り・ナースコール対応で限界を感じているなら、見守りカメラは一つの選択肢になる。

完璧な解決策ではない。カメラで見ても判断に迷う時はある。

でも、「確認してから行く」ステップが入るだけで、介護者の睡眠時間が確保できる。

わたしは導入してよかった。

無理しないで、頼れるものは頼っていい。

❓ よくある質問

見守りカメラの料金は?

介護保険対象外なので全額自費です。2,000〜10,000 円程度の買い切り製品が多い。レンタルではなく購入が一般的。Wi-Fi 環境が必須なので、ない場合はルーター代が別途かかります。

使うまでの流れは?

① ネットで見守りカメラを購入 → ② 設置場所を決める(棚の上など) → ③ Wi-Fi 設定をスマホアプリで行う → ④ カメラアングルを調整。工事不要で 30 分〜1 時間あれば完了します。

合わない人は?

Wi-Fi 環境がない家、スマホ操作に慣れていない介護者には向きません。また、カメラで見られることに強い抵抗がある本人には無理に導入しない方がいいです。その場合は介護保険適用の離床センサー(ケアマネ経由)を検討してください。

プライバシーが心配ですが大丈夫?

カメラの向きを調整して、トイレやベッド全体が映らないようにすることもできます。わたしは母の顔周辺だけが映る角度にしました。本人に「見守りのため」と説明して納得してもらうことが大事です。

暗視機能は本当に使える?

真っ暗でも白黒映像で見えます。ただし、細かい表情までは見えにくい。「起きている/寝ている」「動いている/静止している」の判断はできます。

まとめ|夜中の見回りで限界なら、カメラで確認してから行く選択肢もある

見守りカメラを導入して、わたしの夜中の駆けつけ回数が週 5 回→週 1 回に減りました。

  • 介護保険対象外・自費 3,000〜8,000 円程度

  • Wi-Fi 環境必須・スマホアプリで映像確認

  • 「確認してから行く」ステップで介護者の睡眠時間が確保できる

完璧ではないけど、導入前より明らかに楽になった。同じ立場の人に届けばいいと思って書きました。

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