夜中に3回起こされて、次の日の仕事が限界だった
母の排泄介助で夜が辛くなったのは、冬に入ってからだった。
それまでは昼間に2〜3回トイレに連れて行けばよかったのが、夜中に2回、多い時は3回起こされるようになった。紙パンツとパッドは使っていたけど、漏れやすくなってきて、わたしが起きて介助しないと朝までもたない。
経理の仕事は繁忙期。会社に行っても頭が回らない日が続いた。
在宅介護3年目で、初めて「機械に頼る選択肢」を調べた。
📖 この記事でわかること
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自動排泄処理装置は夜間の介護負担軽減に有効だが、要介護度と状態で保険適用が分かれる
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レンタル(月数千円〜)と購入(20〜100万円)の判断は状態の変化予測次第
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わたしの場合はまだ保険適用外だったが、将来の選択肢として知れたのは大きい
自動排泄処理装置を知ったきっかけ

ケアマネさんに「夜が辛い」と相談したのは2月だった。
「紙パンツでは限界です。夜中に3回起こされて、仕事に支障が出てます」と正直に言った。
ケアマネさんは「自動排泄処理装置という選択肢があります」と教えてくれた。
それまで聞いたこともなかった。調べてみると、尿や便を自動で吸引して処理する装置で、病院でよく使われているらしい。在宅でも使えるが、価格が高いのと、介護保険の適用条件が厳しいという。
介護保険の壁と要介護度の現実
調べて分かったのは、自動排泄処理装置は原則として要介護4・5でないと保険適用されないということ。
母は要介護3。保険が使えない。
レンタルなら月5,000〜15,000円、購入なら20万〜100万円。全額自費になる。
「尿のみ対応」なら比較的安いが、「尿と便の両方」に対応するタイプは高額になる。母の場合は両方必要なので、現実的には購入で50万円前後を覚悟する必要があると分かった。
ケアマネさんは「要介護度が上がったら再検討しましょう」と言ってくれたが、今すぐ楽になる手段ではなかった。
《2年後の自分への備忘録》
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自動排泄処理装置は要介護4・5が原則(例外あり)
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尿のみ対応と尿便対応で価格が大きく変わる
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状態が安定しているなら購入、変化の可能性があるならレンタル
実際に候補に上がった装置の情報
ネットで調べた中で、在宅向けとして出てきたのが「スマイレット安寝」だった。
Yahoo!ショッピングで見つけた。価格は85,918円(2026/”>2026年6月時点)。
自動排泄処理装置 スマイレット安寝 は付属品の販売だったので、本体は別途必要だと分かった。
基本情報
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価格:¥85,918(2026年6月時点)
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種類:付属品(本体は別売り)
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介護保険:要介護4・5で保険適用可能(レンタル)、要介護3以下は原則自費
結局、わたしは導入を見送った。理由は3つ。
見送った理由:
1. 要介護3では保険が使えず、全額自費になる
2. 本体と付属品を合わせると初期費用が高額
3. 母の排泄パターンがまだ安定していない
ケアマネさんと相談して、まずは「夜間だけポータブルトイレを併用する」方向で調整することにした。ポータブルトイレなら介護保険の購入対象(年度内上限10万円の1〜3割負担)で、数千円から買える。
気になった点:
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装置の設置スペースと取り回しの不安
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母が機械に慣れるまでの時間がどれくらいかかるか
ただし、今回調べたことで「将来的に要介護度が上がったら、レンタルで月数千円から使える選択肢がある」と知れたのは大きかった。次の段階への備えができた。
自動排泄処理装置 スマイレット安寝 付属品 スマイル介護機器販売 T0873
《2年後の自分への備忘録》
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自動排泄処理装置は「将来の選択肢」として頭に入れておく価値あり
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まずは保険適用できる範囲(ポータブルトイレ等)で対応
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要介護度が上がったタイミングでケアマネに相談
入浴介助で腰が限界になった時

排泄だけでなく、入浴介助も腰に来る。
母を浴槽に入れるとき、わたしの腰が抜けそうになった夜があった。その時初めて、道具だけでは足りなくなる日が来ると実感した。
イチロウ は介護保険外の自費サービスだけど、入浴だけ頼むこともできる。ケアマネに相談する前の選択肢として、知っておくと心が軽い。
入浴介助で腰が限界なら、自費の訪問介護で入浴だけ頼む選択肢もある。完全に抱え込まなくてもいい、と思えるようになった。
《2年後の自分への備忘録》
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排泄と入浴は介護者の腰への負担が大きい2大場面
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自費サービスも「最後の手段」ではなく「選択肢の1つ」として持っておく
調べてみて分かったこと
自動排泄処理装置は、導入すれば夜間の負担が劇的に減る可能性がある。
ただし、わたしのように要介護3以下だと保険が使えず、全額自費になる現実がある。
調べる前は「そんな機械があるなんて知らなかった」状態だったので、今回情報を集められただけでも次のステップが見えた。
ケアマネさんに「今後の選択肢として覚えておきます」と伝えたら、「状態が変わったらすぐ相談してください」と言ってくれた。
介護は長期戦。今すぐ使えなくても、知っているだけで気持ちが違う。
❓ よくある質問
自動排泄処理装置は介護保険でレンタルできますか?
原則として要介護4・5でないと保険適用されません。要介護3以下の場合は例外給付の可能性もありますが、基本的には自費購入またはレンタルになります。ケアマネジャーに相談して判断してもらうのが確実です。
自動排泄処理装置は何円くらいから買えますか?
尿のみ対応なら20万円前後、尿と便の両方に対応するタイプは50〜100万円が相場です。レンタルなら月5,000〜15,000円程度ですが、要介護度によって保険適用の有無が変わるため、まずはケアマネに相談することをおすすめします。
ポータブルトイレと自動排泄処理装置のどっちが先?
ポータブルトイレは介護保険の購入対象(年度内上限10万円の1〜3割負担)で数千円から買えるので、まずこちらを試すのが現実的です。自動排泄処理装置は要介護度が上がったタイミングで検討する、という順番が多いです。
夜間の排泄介助で腰が限界になった場合、他の選択肢はありますか?
ポータブルトイレの導入、紙パンツ・パッドの見直し、ベッドの高さ調整などで負担を減らせる場合があります。それでも難しい場合は、自費の訪問介護サービスで夜間の排泄介助だけ頼む選択肢もあります。ケアマネに相談すると複数の提案をもらえます。
まとめ|知っておくだけでも次が楽
今回の自動排泄処理装置の調査で気づいたことを、次の自分が楽できるように残しておく。
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自動排泄処理装置は要介護4・5が保険適用の原則(要介護3以下は基本自費)
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レンタルと購入の判断は、状態の変化予測とコストで決まる
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今すぐ使えなくても、「将来の選択肢」として頭に入れておくと気持ちが楽
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ポータブルトイレなど保険適用できる範囲から順番に試す
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夜間の負担が限界なら、ケアマネに「機械も含めて検討したい」と早めに相談する



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