母の杖を変えたのは、転びかけたのを見た直後だった
ケアマネが自宅に来た日のこと。
母がリビングから廊下に出るとき、体がぐらっと傾いた。手に持っているT字杖が滑って、壁に手をついてなんとか耐えた。
ケアマネが「もう少し支える面積が広い杖に変えた方がいいですね」と言った。
4点杖という選択肢があることを、その時初めて知った。
📖 この記事でわかること
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4点杖は杖の先が4本に分かれていて安定する
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折りたたみ式ならバッグに入るから通院や外出時に便利
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ケアマネに相談すればレンタルできる場合もある
T字杖で怖かったこと

母が脳梗塞で倒れたのは3年前。左半身に麻痺が残って、それから杖を使う生活になった。
最初はリハビリ病院で貸してもらったT字杖をそのまま使っていた。
でも半年くらい経ってから、母が「歩いてるとたまに怖い」と言うようになった。杖の先が1点だけで、廊下とか玄関の段差があるところでバランスを崩しかけることがあった。
わたしが見ていないところで転んだらどうしようと思った。
4点杖を知ったきっかけ

ケアマネが「4点杖」という名前を出したのは、母が転びかけたのを見た直後だった。
杖の先が4本に分かれていて、床に接する面積が広いから安定する、という説明だった。
「ケアプランに入れてレンタルもできますよ」と言われた。レンタルだと月数百円で済む。
ただ、レンタル品だと返却後に他の人が使う前提なので、傷があったり高さ調整の癖がついていたりすることもある。
うちの場合は、母が「自分の物がいい」と言ったので購入することにした。
折りたたみ式を選んだ理由
4点杖にも色々ある。
折りたたみできないタイプと、折りたためるタイプ。
母の場合は週1回の通院とリハビリがあって、車に乗るときに長い杖を持っていくのが大変だった。
折りたたみ式なら小さくなるので、バッグに入れられる。それで決めた。
わたしが選んだのは4点杖 折りたたみ LEDライト付き。
基本情報
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価格:¥3,400(2026-05-22時点)
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重量:軽量タイプ(アルミ製)
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高さ調整:5段階
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折りたたみ:可能
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LEDライト:暗い廊下や夜間トイレ時に自動点灯
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介護保険:対象外(自費購入)
【実際に使ってみた感想】
届いた翌日に母に渡した。
最初は「4本足は重たいんじゃない?」と言っていたけど、実際に持ってみると「あ、軽い」と驚いた。アルミ製なので見た目より軽かった。
廊下を歩いてもらったら、前より体が安定している。母も「怖くない」と言った。
折りたたみは、最初は折り方に慣れなかった。ストラップがあって、それを回しながらたたむ。2〜3回練習したらできるようになった。
LEDライトは、夜にトイレに行くときに役に立った。暗い廊下で足元が見えるようになったので、わたしが電気をつけに走らなくて済む。
【よかった点・気になった点】
よかった点:
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4点で安定して母の不安がなくなった
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折りたたみできるから車での外出が楽になった
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LEDライト付きで暗い場所でも安心
気になった点:
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最初、杖の先端のゴム部分がきつめでフローリングで滑る感じがした(数日で馴染んだ)
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折りたたむストラップの留め方に慣れるまで少し時間がかかった
【同じ状況の人への一言】
4点杖は介護保険のレンタル対象になることもある(要介護度と状態によって異なる)。まずはケアマネさんに相談してみると、レンタルできる場合は月数百円で済む。
うちの場合は母が「自分の物がいい」と希望したので購入した。折りたたみできるタイプは外出が多い人には特に便利。
《2年後の自分への備忘録》
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4点杖は安定性が高い。T字杖よりも転倒リスクが減った
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折りたたみ式は外出時に便利。車に乗るときにバッグに入る
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LEDライトは暗い廊下や夜間のトイレで役に立つ
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レンタルと購入の選択肢があるので、ケアマネに相談して決める
使い始めて2週間の変化
最初の1週間は、母が4点杖の使い方に慣れるまで時間がかかった。
T字杖と違って、杖を置くときに4本足全部を床につける必要がある。最初は杖の先を斜めに置いてしまって「あれ?ちゃんと立たない」と言っていた。
でも1週間くらいで慣れて、今は普通に使えている。
歩いているときの母の姿勢も変わった。前より体が真っすぐ立っている。怖がっていた段差のところも、ゆっくりだけど自分で渡れるようになった。
わたしも安心できた。母がひとりで歩いているのを見ても、前ほど「転ぶんじゃないか」とびくびくしなくなった。
折りたたんでみた感じ
外出するとき、折りたたんでバッグに入れてみた。
杖の長さが半分くらいになる。トートバッグに入るサイズ。
車に乗るときも助かる。以前はT字杖を後部座席に横にして置いていたけど、折りたたみ式ならドアポケットに入る。
ただし、折りたたんでいる間は杖として使えないので、歩く前には必ず広げておく必要がある。母には「歩く前に必ず杖を開くこと」を何度も言った。
《2年後の自分への備忘録》
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折りたたみ式は車での外出時に便利
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折りたたんだ状態では使えないので、歩く前に必ず広げる
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最初は折り方に慣れる必要がある(2〜3回練習で覚えた)
4点杖にして良かったこと

結論として、4点杖に変えてよかった。
母の歩行が安定したのが一番大きい。
転びかけることがなくなったので、わたしが仕事に行っている間も少し安心できる。
折りたたみ式は、外出の頻度が高い人には特に向いている。通院やリハビリで週1回以上外出する場合、車に乗るときにバッグに入るのは本当に楽。
LEDライトは、最初は「必要かな?」と思っていたけど、実際に使ってみると夜間のトイレで役に立った。廊下の電気をつけなくても、杖の先が光るから足元が見える。
❓ よくある質問
4点杖は介護保険でレンタルできますか?
できる場合があります。要介護度と状態によって判定が変わるので、まずはケアマネジャーに相談するのが確実です。レンタルだと月数百円で済みます。うちの場合は母が自分の物がいいと言ったので購入しました。
折りたたみ式とそうでないタイプ、どっちが安定していますか?
杖として使うときの安定性は同じです。折りたたみ式は携帯性が高い代わりに、継ぎ目が多いので定期的に点検する必要があります。外出が多いなら折りたたみ式、自宅だけで使うなら固定式が楽です。
T字杖と4点杖の違いは何ですか?
T字杖は杖の先が1点で床に接し、4点杖は杖の先が4本に分かれて広い面積で床を支えます。4点杖の方が安定性が高いので、バランスを崩しやすい人には向いています。ただし、T字杖より少し重たく感じることがあります。
LEDライトは本当に必要ですか?
なくても使えます。ただ、夜間のトイレや暗い廊下で役に立ちます。わたしの場合は、母が夜にトイレに行くときに廊下の電気をつけなくて済むようになったので、便利だと感じました。
4点杖は室内でも使えますか?
使えます。フローリング・畳・カーペット、どれでも大丈夫です。最初は杖の先端のゴム部分が新しいので少し滑る感じがしますが、数日で馴染みます。
まとめ|4点杖を選んでよかったこと
今回の杖の変更で気づいたことを、次の自分が楽できるように残しておく。
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T字杖で不安定になったら、4点杖を検討する(ケアマネに相談するとレンタル可能な場合もある)
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外出が多いなら折りたたみ式が便利(車に乗るときにバッグに入る)
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LEDライト付きは夜間のトイレで役に立つ
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最初の1週間は杖の置き方に慣れる時間が必要(4本足を全部床につける)
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購入前に高さ調整の範囲を確認する(母の身長に合うか)



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