母の背中が赤くならないために|体位変換クッションを試した3ヶ月

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母の背中が赤くなり始めたのは冬だった

ケアマネジャーの訪問時に指摘されたのは、母の背中の色。

「同じ場所が圧迫されていますね」と言われた。

その時点では赤みが引く状態だったけど、そのままにしておくと床ずれになる可能性があると。

在宅介護3年目。まさかこんなことになるとは思わなかった。

それまでは普通の枕と敷き布団だけで、特に何もしていなかった。

📖 この記事でわかること

  • 体位変換クッションは硬さで選び方が変わる

  • 介護保険の対象外なので自費購入になる

  • 複数個あると寝返り補助・足上げ・背当てなど多目的に使える

  • 洗濯可能なものを選ぶと衛生面で楽

ケアマネさんに勧められた「体位変換」という概念

背中が赤くなるのは、同じ部分に体重がかかり続けるから。

寝ている間も定期的に体の向きを変えることが重要だと。

「体位変換」という言葉も、その時初めて聞いた。

介護の世界には知らない用語がいっぱいある。

ケアマネさんは「クッションを使うと、寝返りの補助がしやすくなりますよ」と教えてくれた。

特に三角形のクッションが便利らしい。

体の下に差し込んで、背中や脚の角度をつけるのに使うんだと。

最初に買ったのは「少しかため」のタイプ

楽天で探していると、ソフトプレンというメーカーの三角クッションが目に入った。

レビューが87件で評価4.52。

「日本製」「防水カバー」という文字に惹かれた。

少しかためと、やわらかめの2種類があった。

ケアマネさんに「どちらがいいですか」と聞いたら、「本人の体格と好みで」とのこと。

母は小柄だから、やわらかめでもいいかなと思ったけど、結局「かための方が支えがしっかりしそう」という理由で少しかためを選んだ。

【少しかため】介護用品体位変換低反発クッション|スポンジクッションのソフトプレン

【少しかため】介護用品体位変換低反発クッション|スポンジクッションのソフトプレン

《2年後の自分への備忘録》

  • 体位変換クッションは介護保険の対象外(自費購入)

  • 硬さは本人の体格と好みで選ぶ。ケアマネに相談推奨

  • 日本製で防水カバー付きは衛生面で安心

実際に使ってみた最初の1週間

届いたクッションを見て、思ったより小さいなと感じた。

縦49.5cm、横24cm。三角形で、高さが15cm。

母の背中の下に差し込んでみた。

かためだけあって、ズレない。

いい感じに背中が支えられている。

でも母は「硬い」と言った。

最初は違和感があるのかもしれない。

2日目、3日目と使っていると、母も「まあ、いいか」という反応に。

朝起きた時に背中を確認すると、前ほど赤くなっていない。

これは効果があるのかも。

ただ、1つだけでは足りないことに気づいた。

寝返りの時に、反対側の脚の下にも欲しい。

2個セット・洗濯可能なタイプを追加購入

ケアマネさんに「複数あると便利ですよ」と言われていたのを思い出した。

2個セットで安いものを探していると、ショップワールドのセットが目に入った。

1990円で2個。レビュー37件、評価4.35。

「洗濯可能」という点が決め手だった。

介護用品は衛生管理が大事。

カバーが取り外せて洗えるのは、長く使うには必須だと思う。

注文して、3日後に届いた。

【2個セット】洗濯可能体位変換クッション床ずれ防止|ショップワールド

【2個セット】洗濯可能体位変換クッション床ずれ防止|ショップワールド

《2年後の自分への備忘録》

  • 複数個あると背中・脚・脇など複数箇所に使える

  • 2個セットは1個あたりの単価が安い

  • 洗濯可能なカバーは衛生面で重要

3個体制で寝かせてみた

ソフトプレンのかためを背中の下。

ショップワールドの2個セットを脚の下と脇に。

合計3個で母を支えるようにした。

「30度側臥位」という寝姿勢が床ずれ予防に効果的だと、ネットで読んだ。

体を30度傾けることで、背中への圧力が分散されるんだと。

クッションを工夫して配置すると、その角度が作りやすくなる。

朝起きた時に背中を見ると、赤みがかなり減っていた。

1週間経つと、ほぼ赤くなくなっていた。

これは本当に効果がある。

2ヶ月目:硬さの違いを実感

ショップワールドのセットは「適度な硬さ」という説明だったけど、ソフトプレンのかためと比べると、やや柔らかめ。

母の感想は「ショップワールドの方が寝心地がいい」。

でも、支える力はソフトプレンの方がしっかりしている。

結局、背中の主要な支え役はソフトプレン、補助的な部分にショップワールドという使い分けに落ち着いた。

硬さの選択は本当に個人差があるんだと気づいた。

最初から複数試すのは難しいから、ケアマネさんに相談して、まずは1つ試してみるのが正解だと思う。

座位でも活躍:円座クッションも試してみた

母は日中、車椅子に座る時間がある。

その時も同じ部分に体重がかかるから、座位での褥瘡リスクもある。

訪問看護師さんが「座る時間が長いなら、円座クッション(ドーナツ型)もあるといいですよ」と言った。

アルファックスの「お医者さんの円座クッション」を買ってみた。

直径40cm、厚さ9cm。低反発ウレタン。

中央に穴があいているから、お尻の圧迫が軽減される仕組み。

ロングセラー!お医者さんの円座クッションカバー付き|アルファックス

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《2年後の自分への備忘録》

  • 座位での褥瘡予防にも専用クッションが有効

  • 円座クッションは穴の位置がポイント

  • カバーが洗濯可能なものを選ぶ

3ヶ月経った今の状態

母の背中は赤くなることがなくなった。

クッションのおかげだと思う。

体位変換クッションは、見た目は地味だけど、実際の効果は大きい。

介護保険の対象外だから、自費で買う必要がある。

でも、褥瘡ができてしまうと、治療に時間がかかるし、本人も苦しい。

予防の方が圧倒的に楽だ。

最初は「本当に必要なのか」と思っていたけど、今は「早めに買ってよかった」と感じている。

ケアマネさんの指摘がなかったら、気づかなかったと思う。

買い足したこと、気づいたこと

3個で落ち着いたけど、実は4個あってもいいかなと思う時がある。

洗濯する時に、予備があると便利だから。

でも、今のところ3個で回している。

1個が洗濯中でも、別の2個で対応できるから。

硬さについては、やはり「本人の好み」が大事。

母は最初「かたい」と言ったけど、今は「これくらいがいい」と言っている。

体が慣れるのか、必要性を理解するのか、どちらかだと思う。

次に誰かに勧める時は、「最初は違和感があるかもしれないけど、1週間くらいで慣れますよ」と伝えようと思う。

まとめ|背中が赤くならないために

在宅介護で褥瘡予防は、思ったより大事だった。

  • 体位変換クッションは介護保険の対象外(自費購入)だが、予防効果は高い

  • 硬さ選びは本人の体格と好みで。ケアマネに相談してから買うのが無難

  • 複数個あると、寝返り補助・足上げ・座位での使用など多目的に使える

  • 洗濯可能なカバーは衛生管理の観点から必須

  • 背中が赤くなってからでは遅い。早めの導入が予防につながる

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ほたる在宅介護ブロガー(40代・経理職)母の在宅介護3年目。介護の専門資格は持っていません。わたしと家族が使ってきた道具のリアルな感想を書きます。道具選びで迷う同世代に向けて。X @hotaru_kaigo

※この記事は2026年4月時点の情報です。介護保険制度は改正されることがあるため、最新の適用条件はお住まいの自治体の介護保険窓口や担当のケアマネジャーにご確認ください。

※介護保険制度の全体像は厚生労働省 介護保険制度の概要(mhlw.go.jp)でご確認いただけます。各自治体の運用は地域差があるので、お住まいの地域の窓口にも相談してみてください。

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