訪問看護師が「水でむせやすくなってる」と指摘した日
母が普通のお茶を飲んでいる時、むせる頻度が増えた。
わたしも「最近よく咳き込むなあ」とは思っていた。でも「一時的なもの」だと思っていた。
訪問看護師が来た時、コップを持つ手元を見ていて、「飲み込む力が少し落ちてますね」と言われた。
その日、わたしは初めて「とろみ剤」という存在を知った。
液体に混ぜるだけで、とろみをつけて飲み込みやすくする粉
在宅介護でとろみ剤を使い始めた時の迷いと、2つ試してみた結果を残しておく。
📖 この記事でわかること
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とろみ剤は液体をゆっくり喉を通すことでむせリスクを下げる
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スティック型と詰め替え型で使い分けると楽
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混ぜすぎ・放置するとダマや固まりになる
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介護保険の対象外なので自費購入
とろみ剤を買ったきっかけ

訪問看護師が「とろみをつけると誤嚥しにくくなる」と説明してくれた。
普通の水やお茶は喉を通る速度が速すぎて、飲み込む反射が追いつかないらしい。
とろみがあると、液体がゆっくり喉を流れるから、飲み込みやすくなる。むせたり、気管に入るリスクが減る。
わたしは「お茶にとろみ?」と最初はイメージができなかった。
でも訪問看護師が「味は変わらないし、スーパーには売ってないから通販で」と具体的に教えてくれた。
介護保険の対象外なので、全額自費になる。
最初は [ニュートリー ソフティアS スティック](https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/g00szi5m.xq0gu7f3.g00szi5m.xq0gvdf1/?pc=https%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Falllife%2Fa19570%2F&m=http%3A%2F%2Fm.rakuten.co.jp%2Falllife%2Fi%2F10000006%2F&rafcid=wsc_i_is_2810b655-62c2-4b7a-b44a-8facb681b212) の小包タイプを買った。
基本情報
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価格:¥810(2026-06-19時点)
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内容量:3g × 50包(1包で約100ml分)
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介護保険:対象外(全額自費)
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レビュー:67件、平均4.93(楽天市場)
使ってみて気づいたこと
届いたのは小さなスティックが50本入った箱だった。
1包3gで、コップ1杯(100ml)のお茶に混ぜると、ちょうどいいとろみがつく。
混ぜ方にコツがあった。
とろみ剤を振り入れてから、すぐかき混ぜる。10秒くらいでとろみがつく。
ここで失敗したのが、「待てばもっと溶ける」と思って放置したこと。
2分くらい置いたら、底に固まりができた。母が飲んだ時に「なんか硬いの残ってる」と言われた。
訪問看護師に聞いたら、「混ぜてすぐ飲ませないと、どんどん固まる」と言われた。時間との勝負だった。
よかった点:
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味がほとんど変わらない(母も「お茶の味がする」と言った)
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ダマになりにくい(しっかり混ぜれば)
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スティック型で量が測りやすい
気になった点:
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放置すると固まる
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1包使い切りなので、半分だけ使うのが難しい(少量の水に使いたい時に困る)
スティック型は外出先やデイサービスに持っていくには便利だけど、家で毎日使うにはコスパが悪い。
【軽減税率】 【とろみ剤】 ニュートリー ソフティアS スティック3g×50包 液体に混ぜるだけのとろみ剤
《2年後の自分への備忘録》
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とろみ剤は混ぜてすぐ飲ませる(放置すると固まる)
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スティック型は量が測りやすいが、毎日使うとコスパが悪い
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味はほぼ変わらない
詰め替え用のボトルに切り替えた
スティックを2週間ほど使って、「これ、毎食使うと1箱がすぐなくなるな」と思った。
1日3回使うと、50包は約17日で終わる。月に2箱必要になる。
ケアマネに相談したら、「家で使うなら大容量の方が安い」と教えてもらった。
それで買い足したのが [ソフティアS イノボックス本体 500g](https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/g00szi5m.xq0gu7f3.g00szi5m.xq0gvdf1/?pc=https%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Falllife%2Fa19573%2F&m=http%3A%2F%2Fm.rakuten.co.jp%2Falllife%2Fi%2F10000007%2F&rafcid=wsc_i_is_2810b655-62c2-4b7a-b44a-8facb681b212) だった。
基本情報
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価格:¥1,340(2026-06-19時点)
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内容量:500g(約167食分)
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介護保険:対象外(全額自費)
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レビュー:175件、平均4.86(楽天市場)
大容量だから、スプーンで計量する必要がある。
最初はスプーン付きのセットを買おうと思ったけど、結局「本体のみ」を買って、家にあるティースプーン(5ml)で代用した。
お茶100mlに対して、ティースプーンすり切り1杯(約3g)を入れる。
スティックと同じ成分だから、とろみの付き具合も変わらない。
よかった点:
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コスパがいい(スティック50包と比べて2倍以上持つ)
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好きな量で調整できる(少量にも多量にも対応)
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保存が楽(キッチンにそのまま置いておける)
気になった点:
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計量スプーンがないと測りにくい(本体のみだと別途用意が必要)
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フタをしっかり閉めないと湿気る
家で使うなら詰め替え用、外出先ならスティック、という使い分けに落ち着いた。
【軽減税率】 【とろみ剤】 ニュートリー ソフティアS イノボックス本体 500g 液体に混ぜるだけのとろみ剤
《2年後の自分への備忘録》
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家で使うなら大容量(500g)がコスパいい
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計量スプーンがあれば量を調整しやすい
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スティックと併用すると外出時も安心
とろみの強さを間違えた話

使い始めて1ヶ月ほど経った頃、「もっととろみを強くした方が安全かも」と思って、粉を多めに入れたことがある。
普段はティースプーン1杯なのに、2杯入れた。
そうしたら、お茶がドロドロになった。
母が飲もうとして、「これ、重い」と言った。
確かに重たそうだった。飲み込みやすくするためのとろみなのに、逆に飲みにくそうだった。
訪問看護師に聞いたら、「とろみが強すぎると、逆に喉に残って不快になる」と言われた。
適度なとろみが大事らしい。
それからは、粉の量をきちんと測るようになった。
《2年後の自分への備忘録》
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とろみは強すぎても逆効果
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粉の量は適量を守る(お茶100mlに3g程度)
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母の反応を見ながら調整する
もう一つ試した「とろみエール」

ソフティアSを使っている時、ケアマネから「アサヒの方も評判いいよ」と聞いた。
それが [とろみエール 200g×6袋](https://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/g00szi5m.xq0gu7f3.g00szi5m.xq0gvdf1/?pc=https%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Falllife%2Fa16502-set%2F&m=http%3A%2F%2Fm.rakuten.co.jp%2Falllife%2Fi%2F10000661%2F&rafcid=wsc_i_is_2810b655-62c2-4b7a-b44a-8facb681b212) だった。
アサヒグループ食品の製品で、レビューも良かった。
基本情報
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価格:¥5,280(2026-06-19時点)
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内容量:200g × 6袋(計1,200g)
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介護保険:対象外(全額自費)
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レビュー:43件、平均4.88(楽天市場)
使ってみて、ソフティアSとの違いはほとんど感じなかった。
どちらも溶けやすくて、ダマになりにくい。
ただ、とろみエールは袋が小分けになっているので、保存しやすかった。
1袋200gだから、開封してから2週間くらいで使い切れる。
ソフティアSの500gだと、1ヶ月くらい開けっ放しになるので、湿気が気になることがあった。
よかった点:
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小分けで保存しやすい
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溶けやすさはソフティアSと同等
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透明感のあるとろみ(食品本来の風味を損なわない)
気になった点:
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セット売りなので初期費用が高い(5,000円超)
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単品での購入ができない
うちでは、ソフティアSと併用する形で使っている。
【軽減税率】 【とろみ剤】アサヒグループ食品 とろみエール 200gx6袋 すばやく溶ける ユニバーサルデザインフード
《2年後の自分への備忘録》
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とろみエールは小分けで保存しやすい
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ソフティアSと性能はほぼ同じ
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初期費用は高いが、長期で見ればコスパいい
3ヶ月使ってみて気づいたこと
とろみ剤を使い始めて3ヶ月が経った。
母のむせる回数は明らかに減った。
訪問看護師も「順調ですね」と言ってくれた。
とろみ剤は介護保険の対象外だから、毎月の出費にはなる。
でも、むせて肺炎になるリスクを考えると、使わない選択肢はないと思った。
今は、家ではソフティアS(500g)を使って、デイサービスにはスティックを持たせている。
とろみエールは、ソフティアSが切れた時の予備として置いてある。
使い始めた頃は「とろみってこんなに大事なのか」とピンと来なかった。
でも、母が安心して水分を摂れるようになったのを見ると、早めに始めてよかったと思う。
ケアマネや訪問看護師に相談すれば、どのとろみ剤が合うか教えてもらえる。
迷ったら、まずは小包のスティック型から試すのがおすすめ。
❓ よくある質問
とろみ剤は介護保険でレンタルや購入の補助が受けられますか?
とろみ剤は介護保険の対象外なので、全額自費購入になります。ただし、医師の指示で使う場合は医療費控除の対象になることがあるので、レシートは取っておくといいです。
とろみをつけたお茶は作り置きできますか?
作り置きはおすすめしません。とろみ剤は混ぜてから時間が経つと固まったり、とろみが強くなりすぎたりします。飲む直前に混ぜるのが基本です。
スティック型と大容量ボトル、どちらがいいですか?
外出先やデイサービスに持っていくならスティック型が便利です。家で毎日使うなら大容量(500g〜1kg)の方がコスパがいいです。併用している家庭も多いです。
とろみ剤を使うと味は変わりますか?
ソフティアSととろみエールは、どちらも味がほとんど変わりません。お茶や味噌汁の風味をそのまま残せるので、母も抵抗なく飲んでくれました。
まとめ|とろみ剤で安心して水分を摂れるようになった
とろみ剤を使い始めて、母のむせる回数が減った。
介護保険の対象外なので毎月の出費にはなるけど、むせて肺に入るリスクを減らせるなら必要な道具だと思う。
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スティック型は外出先に便利
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大容量ボトルは家で使うとコスパがいい
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混ぜてすぐ飲ませる(放置すると固まる)
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とろみの強さは適量を守る(強すぎても逆効果)
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ケアマネや訪問看護師に相談すると選びやすい


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