母が滑って転びそうになった朝|滑り止めシートを買い直した話

image 8 安全・転倒予防

朝、脱衣所から「きゃっ」と声が聞こえた

起きて数分後のことだった。

母が脱衣所で足を滑らせていた。幸い棚に掴まって倒れなかったけど、わたしが仕事で外出中だったらと思うと背筋が冷えた。

それまで「滑り止めシート」は浴室に1枚置いていただけだった。廊下も脱衣所も、フローリングなら大丈夫だろうと思っていた。

でも転倒のリスクは浴室だけじゃなかった。

📖 この記事でわかること

  • 滑り止めシートは浴室用・廊下用・カーペット用で素材が全然違う

  • 洗えるタイプじゃないと1〜2ヶ月でベタベタになる

  • 粘着式は貼り跡が残る場所もあるので、吸着式の方が安全

浴室に敷いていたシートの限界

シャワーチェアの写真

最初に買ったのはダイソーの滑り止めマットだった。

100円だし試しに、と思って買ったけど、3週間で表面がヌルヌルしてきた。水垢が落ちなくなった。

洗えるタイプじゃなかったから、結局捨てた。

ケアマネさんに相談したら「洗えないシートはすぐ雑菌の温床になりますよ」と言われた。浴室で使うなら洗えることが絶対条件だった。

そこで見つけたのがお風呂 滑り止め シート 3枚 日本製

基本情報

  • 価格:¥2,480(2026年6月時点)

  • サイズ:16.5cm×29.5cm(1枚あたり)

  • 素材:表面ポリウレタン・ポリエステル / 裏面アクリル系粘着剤

  • 介護保険:対象外

  • 高齢者が識別しやすいパープル色

実際に使ってみた感想

浴槽の底と洗い場に貼った。

最初は「パープル色が目立ちすぎるのでは」と思ったけど、母は足元の色がはっきり見えることで安心したらしい。「どこに足を置けばいいか分かりやすい」と言っていた。

シートは薄いので段差もほとんど気にならない。濡れても滑りにくいヌバック生地で、乾きが早いのも助かった。

中性洗剤で掃除できるけど、塩素系やカビ取り剤はNGなので、シートを避けながら掃除している。

よかった点:

  • 薄くて段差が気にならない

  • 高齢者が識別しやすい色

  • 濡れても滑りにくい素材で乾きが早い

気になった点:

  • 塩素系洗剤が使えないので掃除がやや手間

  • 使用目安が6ヶ月なので定期的な交換が必要

注意点として

粘着タイプなので、木製やタイル、大きな凸凹面には使えない。浴室の素材を確認してから買った方がいい。

24時間風呂には使えないので、その場合は別のシートを探す必要がある。

お風呂 滑り止め シート 3枚 日本製 お風呂マット 滑り止めマット 浴室内 洗い場

お風呂 滑り止め シート 3枚 日本製 お風呂マット 滑り止めマット 浴室内 洗い場

《2年後の自分への備忘録》

  • 浴室用シートは「洗える」ことが大前提

  • 高齢者には色がはっきり見える方が安心

  • 塩素系洗剤が使えないタイプがあるので注意

廊下にも滑り止めが必要になった理由

古い木造家屋の急な階段

浴室の対策はできたけど、脱衣所から廊下に出る時に母が足を滑らせた。

フローリングが古くて、雨の日は湿気でツルツルする。夏場は特に滑りやすかった。

最初は廊下全体にマットを敷こうかと思った。でもマット自体がズレて、それで転ぶ可能性があるとケアマネさんに言われた。

「滑り止めシートをマットの下に敷く方がいいですよ」と。

そこで買ったのがHINODE ノンスリップシート A4相当 1-4枚

基本情報

  • 価格:¥501(2026年6月時点)

  • サイズ:19cm×27.5cm(B5とA4の間くらい)

  • 厚さ:0.38mm

  • 素材:両面特殊すべり止め加工(生地部ポリエステル100% / すべり止め部ポリウレタン)

  • 介護保険:対象外

  • 耐熱120℃

使ってみて気づいたこと

両面が滑り止め加工されているので、床とマットの両方をしっかり固定できた。

薄いシートだから、マットの下に敷いても段差がほとんどない。つまずくリスクが減った。

粘着性じゃなくて摩擦で止まるタイプなので、貼り跡が残らないのもよかった。賃貸マンションなので、退去時のことも考えると安心だった。

洗えるシートだから、濡れタオルで拭くだけでいい。埃やゴミが付いてもすぐにきれいになる。

よかった点:

  • 両面滑り止めで床とマットをしっかり固定

  • 薄くて段差が気にならない

  • 粘着性じゃないから貼り跡が残らない(賃貸でも安心)

  • 濡れタオルで拭けば繰り返し使える

気になった点:

  • サイズが小さいので、大きなマットには複数枚必要

  • フリーカットできるけど、はさみで切る手間がある

どんな場所に使えるか

廊下だけじゃなく、キッチンマットの下、テーブルセンターの下、車のダッシュボードにも使える。

介護シーンだと、ベッドや車椅子の側に敷いたり、食器棚のキズ防止・地震対策にも使えるらしい。

粘着性がないから、木製品・陶器・金属・ガラス、フローリング・パンチカーペット・畳・大理石など、素材を選ばず使えるのが強みだった。

HINODE ノンスリップシート A4相当(1-4枚) 19x27.5cm 洗えるすべり止めシート フリーカット滑り止めシート

HINODE ノンスリップシート A4相当(1-4枚) 19×27.5cm 洗えるすべり止めシート フリーカット滑り止めシート

《2年後の自分への備忘録》

  • 両面滑り止めタイプは貼り跡が残らないので賃貸でも使える

  • 粘着性がないから素材を選ばない

  • 小さめサイズなので大きなマットには複数枚必要

カーペットにも滑り止めパッドを追加した

街灯と手すりのある階段通路

廊下の対策が終わって、次に気づいたのがリビングのカーペットだった。

母が歩く時、カーペットがずれて足元が不安定になることがあった。

マットの下にシートを敷く方法は廊下で試したけど、リビングのカーペットは大きくて重いから、シートをカットして全体に敷くのは手間だった。

そこで見つけたのがカーペット滑り止めパッド 8枚セット

基本情報

  • 価格:¥1,380(2026年6月時点)

  • サイズ:10cm×10cm(1枚あたり)

  • 素材:粘着剤アクリル系 / 吸着面ポリウレタン

  • 介護保険:対象外

  • 繰り返し貼り直し可能(30〜40回以上)

使ってみて

カーペットの四隅と中央に貼るだけで、ズレがほとんどなくなった。

10cm角の小さなパッドだけど、8枚セットだからリビングのカーペット1枚には十分だった。

特殊なシールになっているから、貼り直しも簡単。最初は四隅だけに貼ったけど、真ん中あたりが少しズレたので、パッドを移動させて調整した。

埃やゴミがシール表面に付いても、濡れタオルで拭けばすぐにきれいになる。粘着力も復活する。

よかった点:

  • 小さなパッドだから貼る位置を自由に調整できる

  • 繰り返し貼り直せるので、効果的な位置に移動できる

  • 濡れタオルで拭けばいつでも清潔

気になった点:

  • カーペットの素材によっては粘着力が弱いかも(畳やざらざら面には向かないらしい)

  • パッド1枚が小さいので、大きなカーペットには複数セット必要

ペットや子どもがいる家庭にも

うちは母だけだけど、ペットがカーペットでいたずらする家庭にも良さそうだった。

カーペットがズレないからペットが走り回っても安全だし、介護だけじゃなくて普通の家庭でも使えると思った。

繰返し使えるカーペット滑り止めパット マニュアル付き パッド 絨毯 じゅうたん ラグ 滑り止めシート

繰返し使えるカーペット滑り止めパット マニュアル付き パッド 絨毯 じゅうたん ラグ 滑り止めシート

《2年後の自分への備忘録》

  • 小さなパッドタイプはカーペットの四隅と中央に貼るだけで効果あり

  • 貼り直し可能だから効果的な位置に調整できる

  • 畳やざらざら面には向かない

失敗したこと・後悔したこと

最初に買ったダイソーのシートを、浴室以外にも廊下で使おうとした。

でも浴室用のシートは粘着式で、廊下のフローリングに貼ったら剥がす時に跡が残った。

賃貸マンションなので、退去時に問題になりそうで焦った。幸い、剥がし剤で何とかきれいにできたけど、最初から用途に合ったシートを選べばよかった。

もう一つ失敗したのは、サイズを確認せずに買ったこと。

廊下のマットが大きかったのに、シートが小さくて何枚も買い足す羽目になった。最初から大きいサイズを買っておけば無駄な手間もお金もかからなかった。

滑り止めシートを選ぶ時に確認すること

建物内の金属製階段と縦格子の手すり

今回の経験で学んだのは、場所によって適したシートが違うということだった。

浴室には洗えるタイプ、廊下には貼り跡が残らないタイプ、カーペットには貼り直せるタイプ。

あと、サイズと素材を確認してから買うのが大事だった。

ケアマネさんからは「滑り止めシートは介護保険の対象外だから自費になりますが、転倒防止には欠かせないですよ」と言われた。手すりやスロープは保険でレンタルできるけど、シートは自分で買うしかない。

でも、転倒で骨折して入院することを考えたら、安い投資だと思った。

📦 この記事で紹介した商品・サービスを確認する

※ リンクはアフィリエイト広告を含みます

2ヶ月使ってみた今の感想

浴室・廊下・リビングの滑り止め対策をしてから、母が転びそうになる回数は明らかに減った。

シート自体は消耗品だから、数ヶ月おきに交換が必要になる。でも、母の安全を考えたら、定期的に買い直すことも必要なコストだと思う。

わたしが仕事で外出している間、母が一人で家にいても「転ばないように対策してある」という安心感は大きかった。

❓ よくある質問

滑り止めシートは介護保険でレンタルできますか?

いいえ、滑り止めシートは介護保険の対象外です。自費購入になります。手すりやスロープは保険でレンタルできますが、シート類は対象外なので、ホームセンターやネット通販で買う必要があります。

浴室用と廊下用のシートは何が違いますか?

浴室用は洗える素材で粘着式が多く、廊下用は粘着性がなく摩擦で止まるタイプが多いです。浴室用を廊下に使うと貼り跡が残ることがあるので、用途に合ったものを選ぶ方が安全です。

シートの交換目安はどのくらいですか?

使用場所や頻度によりますが、浴室用は6ヶ月、廊下用は洗いながら使えば1年くらいが目安です。粘着力が落ちたり、表面がベタベタしてきたら交換時期です。

賃貸マンションでも使えますか?

粘着性がない両面滑り止めタイプなら貼り跡が残らないので賃貸でも安心です。粘着式のシートは剥がす時に跡が残る可能性があるので注意が必要です。

滑り止めシートだけで転倒防止は十分ですか?

シートは補助的な対策です。手すりの設置や段差解消など、他の転倒防止策と組み合わせることをケアマネさんに相談してください。特に足の力が弱い場合は、歩行器のレンタルも検討する価値があります。

まとめ|場所に合ったシートを選ぶ

今回の滑り止めシート選びで気づいたことを、次の自分が楽できるように残しておく。

  • 浴室には洗えるタイプ(高齢者が識別しやすい色)

  • 廊下・マット下には両面滑り止めで貼り跡が残らないタイプ

  • カーペットには繰り返し貼り直せる小さなパッドタイプ

  • サイズと素材を確認してから買う(買い直しの手間を減らす)

  • 介護保険の対象外なので自費だけど、転倒防止には欠かせない投資

「安全・転倒予防」の他の記事

「安全・転倒予防」の記事をすべて見る →

コメント

タイトルとURLをコピーしました