浴槽内椅子、うちで2年使って残った1つ【2026年】在宅介護3年目の選び方

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最終更新:2026年6月1日|母の在宅介護を3年やっているわたし(ほたる)が、実際にうちで使ってみた体験をもとに書いています。

浴槽内椅子、買うか迷ってませんか?

母が湯船に浸かれなくなって半年が経った頃のこと。

「シャワーだけだと疲れが取れない」と母が言い始めた。わたしも同意見だった。母の体を支えて浴槽を跨がせるのは怖いし、母自身も一度滑りそうになってから浴槽を避けていた。

訪問看護師さんに相談したら「浴槽内椅子があれば、座ったまま湯船に入れますよ」と教えてもらった。

📖 この記事でわかること

  • 最初に買った安い吸盤タイプは母の体重で浮いて使えなかった

  • 今はステンレス製で沈むタイプに買い直して2年使っている

  • 介護保険で購入対象(年10万円枠)の道具

  • 浴槽のサイズと母の体格に合うかだけ先に確認してほしい

結論から:わたしはこの道具、使い続けてます

ほたるの正直評価:うちでSunRuckの浴槽内椅子を2年使ってます。母が座ったまま湯船に入れる安心感は本当に大きい。最初の失敗があったからこそ、今は買い直して正解だったと言えます。

こういう方に合います:

  • 浴槽の縁を跨げなくなった親を湯船に入れたい

  • 半身浴をさせたいけど浴槽が深すぎる

  • 体重がしっかりあって浮かない椅子を探している

  • 浴槽が和式(深め)で縁の高さが40cm以上ある

合わないかもしれない方:

  • 浴槽が洋式で浅い(椅子が浮いて使えない)

  • 母の体重が40kg未満で軽すぎる(沈むタイプだと座りにくい)

  • 浴槽の横幅が狭くて椅子が入らない(幅45cm以上必要)

浴槽内椅子の基本情報

項目 内容
価格 ¥7,480(税込)
ブランド SunRuck(サンルック)
レビュー ★4.57(94件)
主な特徴 ステンレス製・湯船に沈む・耐荷重190kg
介護保険 購入対象(年10万円枠)

※楽天市場の税込価格(2026年6月1日時点)。

わたしがうちで使ってみてどうだったか

最初に買って失敗した話

訪問看護師さんに教えてもらった直後、わたしはネットで「浴槽内椅子 安い」で検索して、3,500円くらいの吸盤タイプを買った。

底に吸盤がついていて、座面に穴が開いているプラスチック製。軽くて扱いやすそうだった。

母を浴槽に入れて椅子に座らせた瞬間、椅子が浮いた。

吸盤が効いてない。座面の穴から空気が入って、母の体重だけでは沈まない。母は怖がってすぐ立ち上がろうとした。わたしの腕で支えて、何とか浴槽から出した。

ケアマネさんに電話して相談したら「軽い椅子は浮きますよ。ステンレス製の重いやつに替えた方がいいです」と言われた。

買い直してSunRuckに落ち着いた理由

ケアマネさんが紹介してくれた福祉用具専門相談員さんに見せてもらったのが、このSunRuckの浴槽内椅子だった。

1.6kgのステンレス製で、湯船に入れると自然に沈む。座面に穴は開いてるけど、吸盤ではなくゴムキャップで滑り止めをする設計。

母を座らせてみたら、椅子はしっかり沈んだまま。母も「これなら怖くない」と言った。

それから2年、壊れる気配もヘタる気配もない。

夜の入浴介助で実感した地味に効くポイント

シャワーチェアの写真

母を湯船に入れるとき、わたしは浴槽の縁を跨がせるのが一番怖かった。片足を上げて、もう片足を引き寄せる動作で母がバランスを崩すと、わたしの腕だけで支えきれない。

この椅子があると、母は浴槽の縁に腰を下ろして、お尻をずらして椅子に座る。足は浴槽の中に入れたまま。そのまま椅子ごと沈んで湯に浸かれる。

跨ぐ動作がゼロになった。介助する側の負担が全然違う。

母も「半身浴みたいで気持ちいい」と言ってくれる。以前より長く湯に浸かれるようになった。

正直に書く、合わない人と注意点

こういう人には向かない

  • 浴槽が洋式で浅い人: 椅子が浮いてしまう

  • 体重が軽すぎる人(40kg未満): ステンレス製でも沈みにくい可能性

  • 浴槽の横幅が45cm未満: 椅子が入らない

使う前に確認してほしいこと

  • ⚠️ 浴槽のサイズを測ってください(横幅・奥行き・深さ)。椅子は幅44.5cm×奥行30.5cm×高さ16.5cm

  • ⚠️ 母の体重が40kg以上あるか確認してください。軽すぎると沈まない

  • ⚠️ 浴槽の底が平らかどうか確認してください。凸凹があると椅子が安定しない

わたしがやらかした失敗

最初に買った吸盤タイプを捨てる前に、「もしかして吸盤の位置が悪かったのか?」と思って浴槽の底で吸盤を押し付け直した。

吸盤は効いたけど、母が座ったら座面が浮いた。吸盤と座面の間に空気が入る設計だと、体重の軽い母では沈まなかった。

福祉用具専門相談員さんが「吸盤タイプは浮きやすいです」と教えてくれた。わたしが最初に「安い」だけで選んだのが間違いだった。

他の選択肢も書いておきます

商品名 価格 わたしの現場感
SunRuck 浴槽内椅子 ¥7,480 うちで2年使ってる。沈むし壊れない
アイリスオーヤマ YS-200 ¥3,560 吸盤タイプ。母には浮いて使えなかった
Viage 浴槽内椅子 ¥8,340 SunRuckと同じ設計。少し高い

SunRuckを選んだのは、ケアマネさんが紹介してくれた福祉用具専門相談員さんが「これが一番実績あります」と言ったから。価格も真ん中くらいで、レビューも多かった。

アイリスオーヤマの吸盤タイプは軽い母には合わなかったけど、体重が重い人なら使えるかもしれない。

介護保険、使えるなら使った方がいい

浴槽内椅子は介護保険の「特定福祉用具販売」の対象。年10万円の枠内で購入できる(自己負担は1〜3割)。

要介護度 適用 自己負担の目安(1割)
要支援1・2 適用可 ¥748
要介護1 適用可 ¥748
要介護2〜5 適用可 ¥748

うちは母が要介護3で1割負担だから、7,480円の1割で748円だった。でも福祉用具専門相談員さんを通さず直接ネットで買ったから、保険は使えなかった。

ケアマネさんに先に相談すれば、福祉用具専門相談員さんを紹介してもらえて、保険で買えたはず。わたしは早まって失敗した。

💡 ケアマネさんが一番早いです。合わないケアマネなら変えてもらえるので、無理しないでくださいね。

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道具だけで足りなくなった時

浴槽内椅子は助けにはなる。でも介助する側の体が限界になる日もある。

母を浴槽に入れるのは、椅子があっても腰に来る。仕事で疲れた日や経理の月末と重なった時は、わたしの腕で母を支える余裕がなかった。

そんな時のためにイチロウのような自費の訪問介護を知っておくのは悪くない。介護保険外なので1回数千円だけど、心の余裕は段違いだった。入浴だけ頼むこともできる。

よく聞かれること

Q. この椅子、浴槽の底に吸盤でくっつきますか? いいえ、吸盤ではなくゴムキャップで滑り止めをする設計です。椅子自体が重いステンレス製なので、母が座ると自然に沈んで動きません。吸盤タイプは浮きやすいので、わたしは買い直しました。
Q. 母の体重が35kgくらいですが使えますか? 難しいと思います。うちの母は50kgくらいで、座るとちょうど沈みます。35kgだと椅子が浮く可能性があります。福祉用具専門相談員さんに相談して、別の軽量タイプを試した方がいいかもしれません。
Q. 浴槽が洋式(浅い)ですが使えますか? 浴槽の深さ次第です。うちは和式で深さが50cmくらいあるので、椅子に座っても母の肩まで湯に浸かれます。洋式で浅いと、椅子が浮いたり湯に浸かる部分が少なくなるかもしれません。
Q. 組み立ては難しいですか? 簡単です。脚を座面にはめ込むだけで、工具は不要でした。わたし一人で5分かからず組み立てられました。
Q. 2年使って壊れてないですか? 壊れてないです。ステンレスのフレームは錆びてないし、座面のプラスチックもひび割れてません。ゴムキャップも劣化してないです。毎日使って2年ですが、まだ使えそうです。

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最後に

浴槽内椅子、わたしはうちで使い続けてます。無理に勧めないけど、合う人には本当に助けになる道具です。

  • 母が湯船に浸かれる安心感

  • 跨ぐ動作がゼロになる介助の楽さ

  • 2年使ってもヘタらない耐久性

迷うなら、浴槽内椅子の詳細を見てから判断してください。介護保険でレンタルはできないけど購入対象なので、ケアマネさんに相談すれば1割負担で買えます。

介護は一人で抱え込まないでください。道具はそのための味方です。


※この記事は母の在宅介護3年目のわたし(ほたる/40代経理職)が、実際に自分の家で使った経験をもとに書いています。わたしは介護の専門資格は持っていません。商品情報・価格は2026年6月1日時点のものです。介護保険の適用可否や用品選びは担当のケアマネジャーにご確認ください。

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