母の床ずれが心配になって|介護保険で借りられるマットレスの話

image 12 寝具・ベッド

ケアマネに「床ずれが心配です」と言われたのは冬だった

母が寝たきりに近い状態になって半年が経っていた。

訪問看護師が週2回来てくれて、体を拭いたり背中のマッサージをしてくれていた。その時はまだ「床ずれ」という言葉を深刻に考えていなかった。

ところが12月のケアプラン見直しの時、ケアマネが背中を見て「赤くなってきてますね」と言った。

それが床ずれの初期段階だと知った。

📖 この記事でわかること

  • 床ずれ防止マットレスは介護保険のレンタル対象

  • 月数百円〜で借りられる(要介護2以上)

  • 電源なしの静音タイプ・エアマット型など種類がある

  • ケアマネ経由で福祉用具専門相談員を紹介してもらえる

床ずれ防止マットレスを知ったきっかけ

Male physiotherapist massaging legs to patient on couch & healing body while working at comfortable salon

ケアマネが「床ずれ防止用具」という言葉を使った。

わたしは最初、クッションみたいなものを想像していた。

でもケアマネが言っていたのは、マットレスそのものだった。介護ベッドの上に敷く専用のマットレスがあって、それが介護保険でレンタルできるという。

その場で福祉用具専門相談員を紹介された。翌週、自宅に来てもらって母の状態を見てもらった。

相談員が「まずは電源不要のタイプから試しませんか」と言った。

エアマットほど大掛かりではないタイプ。母がまだ自分で少し寝返りを打てる状態だったから、それで十分だと言われた。

基本情報

  • 価格:約75,000円(購入の場合)

  • レンタル:月額500〜1,500円程度(介護保険1割負担の場合)

  • 重量:7〜9kg(製品による)

  • 介護保険:レンタル対象(要介護2以上が基本)

実際に使ってみて気づいたこと

マットレスが届いて、介護ベッドの上に敷いた。

思ったより薄かった。厚さ10cm程度。でも触ってみると、普通のマットレスとは明らかに違う。

指で押すと、ゆっくり沈んでからゆっくり戻る。

訪問看護師が「これなら背中に負担がかかりにくいですね」と言った。背中やお尻の一箇所に体重が集中しないように、マットレス全体で支える構造になっているらしい。

母を寝かせてみた。「楽になった?」と聞いたけど、母は「よくわからん」と言った。

でも2週間後、訪問看護師が背中を見て「赤みが引いてきました」と言ってくれた。

その時初めて、このマットレスが効いているんだと実感した。

背中が赤くなってからでは遅い、と訪問看護師が言っていた

よかった点:

  • 2週間で背中の赤みが引いた(訪問看護師の評価)

  • 寝返りを打つ時の摩擦が少ない(母の感想)

  • 介護保険レンタルなので初期費用が安い(月500円程度)

気になった点:

  • カバーが通気性重視なので、冬は少し寒そうに見えた

  • 厚みがあるので、ベッドの高さが少し上がった

アルファプラL マットレス 通気カバータイプ 幅91cm ショート 日本製 MB-LA1S

アルファプラL マットレス 通気カバータイプ 幅91cm ショート 日本製 MB-LA1S

《2年後の自分への備忘録》

  • 床ずれは赤くなってからでは治りにくい(訪問看護師談)

  • 介護保険のレンタルは要介護2以上が基本だが、要介護1でも例外給付がある場合がある

  • 相談員が持ってきてくれるサンプルで試せる(2週間お試し期間)

撥水カバータイプと通気カバーの違い

レンタルが決まる前に、相談員が2種類のカバーを見せてくれた。

1つは撥水・防水カバー。失禁があっても中のマットレスが濡れない。

もう1つは通気カバー。湿気がこもらないので、背中が蒸れにくい。

母は夜間オムツをしているけど、失禁はほとんどない。だから通気カバーを選んだ。

でも相談員が「冬は寒く感じるかもしれないので、薄い毛布を1枚かけてください」と言った。

その通りにした。母は「そっちの方が寝やすい」と言った。

《2年後の自分への備忘録》

  • 撥水カバー:失禁が多い人向け。拭き取りやすい

  • 通気カバー:蒸れやすい人向け。夏は涼しい

  • どちらもレンタル料金は同じ(相談員談)

エアマットと電源なしマットの違い

介護ベッドの写真

相談員が最初に「エアマットもあります」と言った。

エアマットは電動ポンプで空気を送り込んで、自動で圧を変える仕組み。完全に寝たきりで自分で動けない人に向く、と説明された。

母はまだ少し寝返りが打てる。だから、電源なしのマットで十分だと言われた。

エアマットはレンタル料が月1,500円〜2,500円くらい。電源なしマットは月500円〜1,000円。

母の状態が悪化したら、エアマットに切り替えることもできる。その時はまたケアマネに相談すればいい、と言われた。

今のところ、電源なしマットで背中の赤みは止まっている。

《2年後の自分への備忘録》

  • 電源なしマット:寝返りが打てる人向け。静か

  • エアマット:完全寝たきりの人向け。電動ポンプ必要

  • 母の状態が変わったら切り替えも可能(レンタルのメリット)

介護保険レンタルの仕組み

床ずれ防止用具は、介護保険の「福祉用具貸与」の対象になる。

ケアマネ経由で相談員を紹介してもらって、母の状態を見てもらって、ケアプランに組み込む。

レンタル料の1割(所得によって2割・3割)を毎月払う。月500円〜1,500円程度。

購入すると7万円〜10万円する。レンタルなら初期費用がほとんどかからない。

状態が変わったら交換もできる。故障したら無償で交換してくれる(通常使用の範囲内なら)。

わたしは最初、レンタルという発想がなかった。介護用品は全部買うものだと思っていた。

ケアマネに教えてもらって、初めて「レンタルできる」ことを知った。

相談員が「状態が変わったらすぐ連絡してください」と言ってくれた。その言葉が安心だった。

《2年後の自分への備忘録》

  • 床ずれ防止用具はレンタル対象(介護保険)

  • 要介護2以上が基本。要介護1でも例外給付の場合あり

  • 購入よりレンタルの方が状態変化に対応しやすい

📦 この記事で紹介した商品・サービスを確認する

※ リンクはアフィリエイト広告を含みます

半年使ってみた今の感想

マットレスをレンタルして半年が経った。

母の背中に赤みは出ていない。訪問看護師も「これで大丈夫ですね」と言ってくれた。

最初は「マットレス1枚でそんなに変わるのか」と思っていた。でも実際に使ってみて、床ずれ予防は道具が大事なんだと分かった。

ケアマネが「早めに対応できてよかった」と言った。

床ずれは一度できると治すのが大変だ、と訪問看護師が教えてくれた。だから予防が全て。

わたしは母の背中を毎日見る習慣がついた。赤くなっていないか、擦れていないか。

マットレスを敷いただけで安心してはいけない。それでも、このマットレスがなかったら、もっと悪化していたと思う。

❓ よくある質問

床ずれ防止マットレスは介護保険でレンタルできますか?

できます。要介護2以上が基本ですが、要介護1でも医師の意見書があれば例外給付される場合があります。ケアマネに相談してケアプランに組み込んでもらうと、月数百円〜千円程度の自己負担でレンタルできます。

エアマットと電源なしマットの違いは何ですか?

エアマットは電動ポンプで空気圧を自動調整するタイプで、完全寝たきりの人向けです。電源なしマットは静かで、まだ寝返りが打てる人に向きます。母の場合は寝返りが少し打てる状態だったので、電源なしマットで十分でした。

通気カバーと撥水カバー、どちらがいいですか?

失禁が多い人は撥水カバーの方が拭き取りやすくて安心です。失禁がほとんどない人は通気カバーの方が蒸れにくくて快適です。相談員が母の状態を見て提案してくれたので、その通りにしました。

レンタルと購入、どちらが得ですか?

母のような要介護3で介護保険が使える場合は、レンタルの方が圧倒的に安いです。購入すると7〜10万円しますが、レンタルなら月500〜1,500円程度。状態が変わった時に交換できるのもレンタルのメリットです。

まとめ|床ずれは予防が全て

床ずれ防止マットレスを借りて半年、母の背中に赤みは出ていない。

  • 床ずれ防止用具は介護保険のレンタル対象(要介護2以上)

  • 電源なしマットとエアマットの2種類がある

  • 母のように寝返りが少し打てる人は、電源なしマットで十分

  • レンタルなら月500円程度で初期費用が安い

  • ケアマネ経由で福祉用具専門相談員を紹介してもらえる

  • 床ずれは赤くなる前に予防する方がずっと楽

背中が赤くなってから慌てるより、早めに相談して良かった。

「寝具・ベッド」の他の記事

「寝具・ベッド」の記事をすべて見る →

コメント

タイトルとURLをコピーしました