母が立ち上がるのに杖が欲しいと言った|4点杖を選び直した話

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母が椅子から立ち上がるのに杖が欲しいと言った

電柱に設置された高齢者等用押ボタン式信号機

春先のことだった。

母が「立ち上がるときに何か持つものがあるといい」と言い出した。

要介護状態になって3年目。脳梗塞の後遺症で左半身に軽い麻痺があるから、椅子から立つときに右手で何かをつかみたいということだった。

ケアマネさんに相談したら「歩行器もいいですが、本人が杖で大丈夫なら杖でもいいでしょう」と言われた。

介護保険の対象になる杖もあるし、対象外の杖もあるらしい。

正直、杖の種類が多くて何を選べばいいのか全然わからなかった。

=この記事でわかること=

  • 4点杖は介護保険の対象外(自費購入)だが、安定性が高い

  • 自立式かどうかで使い勝手が大きく変わる

  • 身長に合わせたサイズ選びが転倒防止の鍵

  • 実際に使ってみて気づくことが多い


杖の種類について調べたこと

まず、杖には種類があることを知った。

T字杖、松葉杖、多点杖(4点杖)。

母の場合は「立ち上がり補助」と「少し歩く」の両方に使いたいということだった。

調べてみたら、4点杖(4本の脚がついた杖)が両方に向いているらしい。

T字杖よりも安定性が高く、両手がふさがるわけではない。

それでいて、4点杖は介護保険の対象外。

自費購入になる。

ケアマネさんに「4点杖で大丈夫ですか」と聞いたら「本人が安定して立ち上がれるなら、それでいいでしょう」と言われた。

《2年後の自分への備忘録》

  • 4点杖は介護保険の対象外(自費購入)

  • 安定性が高く立ち上がり補助に向いている

  • 本人の状態によって必要な杖は変わる


楽天で4点杖を探し始めた

価格帯は3,000円から5,000円くらい。

思ったより安かった。

口コミが多い商品を探していた。

「レビュー件数が多い=実際に買った人が多い」だから、失敗が少ないと思ったから。

最初に目に入ったのは「らくらく4点杖」というシリーズ。

楽天の4点杖ランキングで1位と2位を独占しているらしい。

レビューが285件で平均4.55点。

値段は4,180円。

もう1つ、「lilyluce」という店の4点杖も見つけた。

こちらはレビュー232件で平均4.48点。値段は3,000円。

安い方がいいのか、レビューが多い方がいいのか。

迷った。

ケアマネさんに「どちらがいいですか」と聞くのもなんか変だった。

《2年後の自分への備忘録》

  • 口コミ件数とレビュー平均点は購入判断の目安になる

  • 値段だけで選ぶと失敗することもある

  • 自分で試してみる必要がある


実際に買ったのは「らくらく4点杖」のSサイズ

結局、レビュー件数が多い方に決めた。

「多くの人が買ってる=ハズレが少ないだろう」という素朴な判断だった。

サイズは「S」と「L」がある。

母の身長は155cm。

商品説明に「身長÷2+3=適応サイズ」と書いてあった。

155÷2+3=80.5cm。

Sサイズの全長は730mm〜850mm。ちょうど合う。

注文して3日で届いた。

らくらく4点杖 Sサイズ(ヘルシーアンドライフサニー)

らくらく4点杖 Sサイズ(ヘルシーアンドライフサニー)

【実際に使ってみた感想】

開けてみたら、思ったより軽かった。

重さは820g。

グリップはウレタンスポンジで握りやすい。

4本の脚がついていて、置くと自立する。

これが便利だった。

使わないときに「どこに置こう」と困らない。

母が立ち上がるときに使ってもらった。

「あ、これいい」と言ってくれた。

椅子から立つときに右手でグリップをつかんで、体を起こす。

左手は左膝に置く。

立ち上がりが楽になったみたい。

2週間ほど経った時点で、特に問題はなかった。

グリップの握り心地も悪くない。

先ゴムも減った様子はない。

《2年後の自分への備忘録》

  • 自立式の杖は置き場所に困らない

  • グリップの握り心地が立ち上がりの安定性に直結する

  • 実際に使ってみると「こういう機能が必要」が見える


「lilyluce」の4点杖も気になった話

実は、買った後に「lilyluce」の方も見直してみた。

値段が3,000円で、わたしが買ったのは4,180円。

1,180円の差がある。

レビュー件数は232件(わたしの買ったのは285件)。

平均点は4.48点(わたしのは4.55点)。

ほぼ同じ評価だった。

「あ、こっちでもよかったのか」と思った。

ただ、わたしが買ったのは「二段式グリップ」と書いてあった。

「lilyluce」の説明には「理学療法士監修」「作業療法士監修」と書いてあった。

どちらがいいのかは、実際に両方使ってみないとわからない。

わたしは「レビュー件数が多い」で選んだけど、値段で選んでも問題なかったのかもしれない。

《2年後の自分への備忘録》

  • 同じカテゴリの商品は、口コミ点数がほぼ同じなら値段で選んでもいい

  • 「監修」という言葉は参考になるが、実際の使い心地は本人次第

  • 失敗を恐れすぎず、試してみることが大事


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3ヶ月使ってみた今の感想

母は毎日、椅子から立ち上がるときにこの杖を使っている。

特に朝、ベッドから起きるときに活躍している。

グリップも先ゴムも今のところ劣化していない。

自立式なので、使わないときはリビングの角に立てかけてある。

転倒防止になっているのか、実際には測りようがない。

でも「あると安心」と母が言ってくれているから、買ってよかったと思う。

4点杖は介護保険の対象外だから、自費購入だった。

でも4,180円で3ヶ月持つなら、月1,400円程度。

母が安心して立ち上がれるなら、安い買い物だと思う。

4点杖を選ぶときは、本人の身長に合わせたサイズ選びが最優先

自立式かどうかも、置き場所の都合で判断する価値がある。


まとめ|4点杖は「立ち上がり補助」が目的なら有効

母が立ち上がり補助に杖が欲しいと言ったので、4点杖を買った。

介護保険の対象外なので自費購入だったが、安定性が高く、自立式なので置き場所に困らない。

レビュー件数が多い商品を選んだけど、同等の評価なら値段で選んでもいいと思う。

実際に3ヶ月使ってみて、母の立ち上がりが楽になったのが一番の成果。

本人が「あると安心」と言ってくれるのが、介護用品を選ぶときの最大の判断基準だと改めて感じた。

次に同じようなものを買うときは、もう少し安いものから試してもいいかもしれない。

ほたる @hotaru_kaigo

在宅介護ブロガー(40代・経理職)

母の在宅介護3年目。介護の専門資格は持っていません。わたしと家族が使ってきた道具のリアルな感想を書きます。道具選びで迷う同世代に向けて。

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ほたる @hotaru_kaigo

在宅介護3年目の40代。母の介護で試してきた道具の本音を淡々と書いています。ひとりで抱え込まないでください。

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※この記事は2026年4月時点の情報です。介護保険制度は改正されることがあるため、最新の適用条件はお住まいの自治体の介護保険窓口や担当のケアマネジャーにご確認ください。

※介護保険制度の全体像は厚生労働省 介護保険制度の概要(mhlw.go.jp)でご確認いただけます。各自治体の運用は地域差があるので、お住まいの地域の窓口にも相談してみてください。

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